【実体験で分かった】ベビーカーで電車&バス利用はもう怖くない!
赤ちゃんや小さな子どものいるご家庭では、日常生活で近所のスーパーへお買い物や公園へお散歩などベビーカーを使う機会は多いかと思います。
ちょっとしたお出かけにベビーカーは本当に便利で欠かせないアイテムですよね。
でも、それがもし電車やバスに乗って行かなければならない目的地だったら、ベビーカーを持っていくことを躊躇してしまうママやパパは多いのではないでしょうか?
初めての赤ちゃんだったり、普段電車に乗らない生活環境であればなおのこと。
「赤ちゃんは危なくないのかな…?」
「周囲に迷惑をかけたらどうしよう…」
「ネットで調べたら、なんだか批判的な意見もありそう…」
と言った不安や心配がありますよね。
そんな思いを解消すべく、筆者の私が実際にベビーカーで電車とバスに乗って、どんなことに注意すればいいのか、どうすれば安全にスムーズに乗車することができるのかを調査しました。
私自身、ベビーカーを使って電車に乗ることは初めての経験。この記事を読んで頂いているママパパと同じ目線で、場面場面のリアルな写真を用いて詳しくご説明します。
今回の調査で分かったポイントを押さえれば何も怖いことはありません。
きっと自信を持ってベビーカーで電車に乗ることができるようになるはずです。
赤ちゃんと一緒に楽しくお出かけをしましょう!
「ベビーカーを使って電車とバスに乗ってみた!」調査方法
今回の調査は、ママまたはパパが1人でベビーカーに赤ちゃんを乗せ、電車とバスを使いショッピングモールへお買い物に行くという設定です。
ベビーカーは2タイプを用意しました。一つは、軽量で持ち運びに適したコンパクトタイプ。もう一つは、重さはあるけど操作性や安定性に優れた3輪タイプ。
最近ではAIRBUGGYなど走行性の高い3輪タイプのベビーカーも人気があり街中で見かける機会が増えています。比較のため、この2タイプを選びました。
コンビ スゴカルα 重さ:5.0kg 横幅:48.6cm |
アップリカ スムーヴAB 重さ:9.0kg 横幅:55cm |
よりリアリティを出すためベビーカーに赤ちゃん人形を乗せ、ミッションスタート!
1. 出発前にチェックしておくべきポイント!
何も調べず無計画に出発してしまうと、普段使い慣れていない駅構内で迷ってしまったり、行き先を間違えてしまうことも…。
そうならないためにしっかり計画を立てることが重要です。
事前に目的地までの経路や時間の確認、それに持ち物のチェックもしておきましょう。
1-1. 事前に経路確認しよう!おすすめアプリ
駅に着いていざ電車に乗るときに、
「目的地の駅はどこだっけ?」
「どの電車に乗ってどこで乗り換えれば良いんだっけ?」
と、その場で調べていると無駄に時間を使ってしまいますし、不安になってしまいます。
事前に、目的地までの駅や経路を調べておくとスムーズな行動ができて安心です。
スマートフォンの専用アプリで調べるのがおすすめ!
今では、電車経路の案内だけではなくママにやさしい専用アプリもあります。
アプリを使って調べるとベビーカーを使って電車移動する際、ママの為に最適な案内をしてくれます。
ベビーカーでの移動に特化した専用アプリやWEBアプリなどがありますので、ぜひチェクしてみてください。
「ママモード」は駅すぱあとのプレミアムプラン(有料サービス)。ベビーカーを押すママの電車移動を応援。エレベーターがある乗り換え経路を優先検索。ベビーカーを使うママに優しい乗り換え案内サービスです。
「ベビーメトロ」は、ベビーカーを利用するお客様が抱える「あの駅、ベビーカー大丈夫かな?」という不安解消を目的に、簡単に東京メトロ駅の「エレベーター有無」「乗車位置」「駅構内図」を調べられるWebアプリです。ダウンロードは必要なく、スマートフォンから直接URLにアクセスするだけ。駅名を検索すると、「エレベーターのみで地上・ホーム間を移動できるか?」等について「〇」「×」で確認できます。
1-2. ゆとりを持った計画で行動する
今回のミッションでは、13:00に出発して16:00に帰宅するという設定で計画を立てました。
1人で行動するのであれば通常2時間も要さない経路ですが、往復30分ずつ多くゆとりを持ち、1時間多い合計3時間を見ることにしました。
赤ちゃんと一緒に行動する場合は思わぬところで時間がかかってしまい、なかなか予定通りにならないことも考えられます。
例えば、ベビーカーを押して歩くだけでも、慎重になる分普段の歩くスピードより遅くなります。ましてや電車を利用する場合には、駅構内での移動や電車への乗車を考えると当然通常よりも時間がかかります。
途中で赤ちゃんがグズってしまったり、おむつ交換やミルクなども考慮して時間にゆとりを持つことが重要です。
時間に追われて慌ててしまうと転倒など赤ちゃんを危険にさらしてしまいます。
なのでギリギリの時間設定は絶対に禁物です。帰るときも同様にゆとりをもった時間設定にしましょう。
1-3. お気に入りのおもちゃやおやつを忘れずに
赤ちゃんはどこでも予期せぬところでグズってしまうことがあります。
とくにいつもと違う環境では赤ちゃんがストレスを感じて急に泣いてしまうなんてことも。
もし乗車中に赤ちゃんがグズってしまうと「どうしよう、どうしよう」と焦ってしまいますよね。人目も気になって、ママもストレスを感じてしまいます…。
そんなときにマザーズバッグへお気に入りのおもちゃやおしゃぶり、それといつも食べているおやつを準備しておけば、赤ちゃんをあやすのに重宝します。
赤ちゃんの1日のルーティンを把握しておくと授乳やおやつ、お昼寝どきがわかり必要なものが事前に用意できて安心です。
荷物になりすぎないように最低限のものを準備することもポイントです。
1-4. 朝、夕の通勤ラッシュ時は避ける
混雑時の電車は普通に乗車するだけでも大変。
そんな中にベビーカーを押して乗車するなんて考えただけでも無理!って思いますよね。
平日の朝、夕方の通勤時間帯はなるべく避けるようにしましょう。
地域にもよりますが都市近郊ですと朝の7:00~9:00位まで、夕方だと17:00~20:00位までは混雑していることが多いようです。
どうしても用事があり、その時間に乗らなくてはいけない場合は、極力空いている車両を選ぶことはもちろん、乗車する際は抱っこするよりもベビーカーに乗せたまま乗車させたほうが安全です。赤ちゃんを抱っこした状態では押しつぶされてしまう可能性もあり大変危険です。
2. いざ出発!バスに乗車して駅までのポイント
最寄りのバス停からバスに乗って駅に向かいます。
この章ではバス停で待機しているところから、乗り降り時や走行中のポイントをご説明します。
2-1. バス停では必ずタイヤのロックをかけること
バス停にきちんとした待合場所がないことは多いですよね。
車の交通量が多いバス停では特に注意が必要です。できるだけ歩道側で待機し必ずベビーカーのタイヤはロックしましょう。
2-2. ベビーカーマークの付いたバスがおすすめ
現在、全国で走っているバスには写真ようにベビーカーマークの付いた「ベビーカーに対応したバス」があります。
バス正面左上の表示や乗車口付近のステッカーでベビーカーマークを確認できます。ベビーカーマークの付いたバスは一部の座席にベビーカーを固定するためのベルトが備わっています。
今回利用した「京成バス」では半数近くのバスにベビーカーマークが付いているようです。
運行状況はバス会社によって異なりますので、予め利用するバス会社へ確認をしておくと安心ですね。
乗車するときは、前輪を浮かせて車両に乗り、後輪を持ち上げる形で段差に気を付けて乗車しましょう。
2-3. 走行中もタイヤはロック、できれば専用シートを使おう
走行中や停止するときなど車内は大きく揺れます。ベビーカーのタイヤは確実にロックしましょう。
座席に座って、ベビーカーを手で抑えるようにすると安定感があります。
専用シートを利用すればベビーカーをベルトで固定することができます。
写真のように「ベビーカー固定用座席」と表示されています。
専用シートにはひじ掛け部分にバックル付きのベルトがぶら下がっています。
ベビーカーマークの付いていないバスであっても、車椅子用の固定ベルトが代用できる場合もあるようです。今回利用した京成バスでは車椅子用の固定ベルトでベビーカーを固定しても良いという回答でした。状況によって、ベビーカーに使用して良いか運転手さんに確認してみると良いでしょう。
2-4. 支払いはICカードがおすすめ
バスから下車する際は、後ろの人が待っていたとしても慌てずに行動しましょう。
料金の支払いはPASMOやSuicaなど交通系のICカードを利用すると小銭を取り出すことなくスムーズに下車できるのでおすすめです。
3. 駅構内(改札からホームまで)のポイント
バスから降りて駅に到着しました。改札口から駅のホームまでのポイントを解説していきます。
駅構内は階段を使わずにバリアフリーになっている場所があります。ベビーカー使用時にはとても助かります。
3-1. 広い改札口を利用しよう
ベビーカーのサイズによっては改札が狭くてそのまま通過できない場合があります。
一般的に、駅には広い改札と狭い改札の2種類あります。
広い改札を利用するか、窓口で駅員さんに声をかけて車いすが通過できるスペースを開けてもらい通りましょう。
左側の写真は人一人が通過する位の幅となっていて狭いです。右側の写真は大型のベビーカーでも通過できる様な広い幅となっています。各鉄道会社の規格では狭い改札が55~59cmで広い改札は90~95cmとなっているようです。
コンパクトタイプのベビーカーは狭い改札でも問題なく通過できましたが、大型の3輪タイプのベビーカーは通れず、広い改札を使う必要がありました。
3-2. 多目的スペースを使えばおむつ替えができる
ほとんどの駅には「多目的スペース」があり、中は通常のトイレよりも広いスペースで、おむつ交換台などの設備が備わっています。
もし赤ちゃんのおむつ替えをする場合はこちらを利用しましょう。
今回利用した駅では、多目的スペース内におむつ替えの台が収納されていました。
写真のように引っ張り出して台を固定して使います。場所によっては壁に収納されているタイプもあります。
また、今はまだ限られた駅にしかないようですが、授乳スペースとして授乳用のいすを設置している駅もあります。JR東日本では、WEBサイト上で多目的スペースや授乳スペースが設置されている駅を確認することができます。
3-3. 昇降はできるだけエレベーターを利用する
エスカレーターや階段では、ベビーカーを持って、赤ちゃんを抱っこしなければならず、負担も大きく転倒する危険性もあります。
エレベーターが設置されている駅では遠回りになっても、できるだけエレベーターを利用するようにしましょう。そのほうが負担もなく安全です。
エレベーターがない駅でエスカレーターを使う場合はベビーカーを畳んで乗る必要があります。昇降口にもベビーカー禁止マークが記載されていることが多いです。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターを利用している人も見受けられますが、バランスが悪く無理な体勢になり転倒の危険性が高いです。
どうしても階段を使わなければならないときは、まずベビーカーから赤ちゃんを降ろし、抱っこしてからベビーカーを畳んで階段を昇り降りします。
昇り降りが階段の左右でどちらか専用になっている場合が多いので注意しましょう。
今回使用した大型の3輪タイプのベビーカーは重さが9kgもあるので、赤ちゃんを抱っこしながら手で持って階段を昇ることはかなりの負担でした。
ママ一人では難しいのではないかなと感じます。
荷物が多くベビーカーを持つことができない場合など、自分一人ではどうすることもできないときは、勇気を出して駅員さんや周りの人に声をかけ手伝ってもらいましょう。きっと助けてくれるはずです!
3-4. ホームに傾斜あり!ベビーカーのタイヤは必ずロックすること
駅のホームは一見平らに見えますが、雨などの水はけをよくするためにわずかに傾斜がついています。
万が一、手を離しておしゃべりでもしていたら、ベビーカーがスルスルっと線路側へ動いてる…。想像しただけでもヒヤッとしますよね。
そうならないためにも必ずホームで電車を待っているときは、ベビーカーのタイヤのロックを忘れないようにしましょう。
危険!他人の歩きスマホに注意!
最近では駅でスマートフォンを見ながら歩いている人が多く、そういう人は前を見ていないので向こうからぶつかってくるケースもあります。 ベビーカーを押していると急に避けることは難しいですよね。
万が一、ぶつかってしまうと罵声を浴びたりトラブルになることも…。
そのような事故を未然に防ぐため、できるだけ人混みを避けて、空いているところを選び必ず前方を確認して歩きましょう。
4. 電車に乗車する際のポイント
この章では電車に乗車する際の注意ポイントを詳しく解説していきます。
4-1. 乗車場所は優先車両がある所がベスト
2014年に国土交通省の発表により、電車やバスにベビーカーで乗車する際は「ベビーカーを畳まなくても良い」という共通ルールになっています。
ですが、共通ルールになっているとは言え、ベビーカーを畳まないで乗るには相応のスペースが必要になるので「邪魔になったらどうしよう…。」と人目が気になってしまいますよね。
写真のように、『ベビーカーマーク』のある車両を選べば、専用のスペースが確保されているので安心して乗ることができます。
現在、多くの鉄道会社で1編成に2車両はベビーカーマークの付いた専用車両が備わっています。
運行状況や1編成の車両数によって場所が変わるようですが、基本的には先頭と最後尾の車両にベビーカーマークが付いているので、できれば専用車両を利用するようにしましょう。
周りの人も専用車両であることはすぐに分かるので、通常の車両と比べるとベビーカーに対する配慮の意識も大きいはずです。
4-2. 電車とホームの隙間に要注意!
ベビーカーで乗り降りする際は、電車とホームの隙間に特に注意しましょう。
駅によっては隙間が広く、タイヤがすっぽりハマってしまうなんてこともありえます。
写真はコンパクトタイプのベビーカーの車輪ですが、電車とホームの隙間の方が幅が広いため、持ち上げて乗車しなければ完全にはまってしまいます。
3輪タイプのベビーカーは車輪が大きいのではまってしまうことはありませんが、引っかかってしまい前に押せないということも考えられます。
乗車の際は慌てずに扉が閉まらない事を確認して、電車とホームの隙間は必ずベビーカーを持ち上げて乗車しましょう。
一人で乗車が難しい場合には、周りの人に助けてもらうことをおすすめします。
降りるときは、大人が先に降りて後ろ向きにベビーカーを引く形が安全です。
前から降りるとタイヤがハマってしまう危険性も高くなりますし、駅員さんから見えづらく何かあったときに発見が遅れてしまうことも考えられます。
また、ベビーカーのタイヤがドアに挟まれないように細心の注意が必要です。駆け込み乗車はせず、ギリギリになってしまった場合には電車を1本見送るようにしましょう。
(現在販売されているコンビやアップリカなど日本製のベビーカーには、電車のドアセンサーに感知されやすいパーツ形状で「電車ドア挟み対策」が施されています。)
4-3. 座席に座るときもベビーカーのロックをしておさえておくこと
乗車している時、吊革につかまっていても左右に振られたりしますし、停車の際は踏ん張っていても前に体を持っていかれて大変ですよね。
ベビーカーで乗車したときも、座席が空いているときは座席に座った方が楽です。
座席に座るときは、ベビーカーを畳んでも畳まなくてもどちらでも問題はありません。
赤ちゃんを抱っこする場合もベビーカーのタイヤをロックして手でおさえましょう。ロックをしていても、ベビーカーは電車の揺れで簡単に滑って動いてしまうので十分に気をつけてください。
赤ちゃんを乗せたままにする場合はベビーカーを自分の前にぴったり付けて、ロックをしたうえでしっかりと手でおさえるようにします。
今回の検証で用意した3輪タイプのベビーカーは折り畳むと、とても不安定で車内で自立させることが困難でした。大型のためスペースを取ってしまいますが、3輪タイプのベビーカーの場合は折り畳まず、自分の前に寄せる形が良いと思います。
コンパクトタイプのベビーカーは折り畳んだ状態で、赤ちゃんを抱っこしていても簡単におさえることができました。
4-4. もし赤ちゃんが泣いてしまったら
乗車中、赤ちゃんが泣いてしまうことは当然のように考えられます。
大概の人は理解してもらえますが、中には赤ちゃんの泣き声をうるさく感じ不愉快に思う人もいるかもしれません。
そんな時は、事前に用意しておいた普段のお気に入りのおもちゃやおしゃぶりなどであやしてあげます。周りの人に迷惑にならないようにおもちゃはあまり大きな音がしないものが良いですね。最近では赤ちゃんを泣き止ませるためのスマホアプリもあるので活用しましょう。
それでも難しい場合は、一度下車しおむつのチェックなどして、赤ちゃんが落ち着いてから再度乗車することがおすすめです。
5. 【番外編】無事に到着!ショッピングモール内には授乳スペースなどが充実
無事にショッピングモールへ到着することができました。今回は越谷レイクタウンにお買い物に来た想定です。
この章では『番外編』として、ショッピングモール内の充実したミルクルームや、お買い物時のポイントをご紹介します。
5-1. ショッピングモールのミルクルームは至れり尽くせり
ショッピングモール内には「ミルクルーム」として、おむつ替えコーナー、ミルクコーナー、個室授乳室が完備されてます。
中は広々としていて、おむつ替えや授乳に便利な設備が整っています。
こちらの写真はおむつ替え台の横にベビーカー置き場と荷物棚があり、車輪止めでベビーカーをしっかり固定することができます。
隣には調乳専用の浄水給湯器があり、ミルクを作ることができます。横にはミルクを飲んだあと哺乳瓶を洗浄する水道も付いています。
さらに離乳食をチンするための電子レンジも置いてあります。奥には個室の授乳室もあって、とても設備が充実していますね。
5-2. お買い物したものを宅配便で送れる
「ついつい買い物をたくさんしてしまった!」
想定外のお買い物をしてしまい、帰りの際に手荷物が増えてしまうことはよくあることです。
帰りもベビーカーを押して電車に乗らなくてはいけないので、あまり荷物が多くなり過ぎると大変なことになってしまいます。
そんなときはショッピングモールによって、インフォメーションカウンターから自宅まで宅配をしてくれるサービス(有料)があります。
どうしても荷物が多くなってしまった場合は必要に応じて宅配サービスを利用しましょう。
こちらのショッピングモールでは宅配の際は自身で梱包をしなければならず、ショッピングモール内にあるスーパーで梱包材を分けてもらうか予め自分で用意する必要があるようです。
6. 検証終了、ベビーカーで電車とバスに乗ってみた総括
お買い物が終わり、また電車に乗って帰ります。
帰りは荷物が多くなりますので、電車に乗る際に抱っこ紐の使用もおすすめです。
荷物はベビーカーのハンドルにかけてしまうと転倒する可能性があるのでとても危険です。写真のようにうまくシートの上に乗せると負担も少なくて済みますね。タイヤは必ずロックして手でおさえるようにしましょう。
無事に帰宅し、これで検証は終了です。
6-1. ベビーカーはコンパクトで軽量なタイプがおすすめ!
冒頭でお話したように、今回の検証ではコンパクトタイプと3輪タイプの2種類のベビーカーを実際に使ってみました。
結論として、電車やバスに乗る際は断然「コンパクトタイプのベビーカー」がおすすめです。
3輪タイプのベビーカーは走行性が高く、通常の走行時は操作しやすく安定感があって良いのですが、やはり問題はその大きさと重さです。
エレベーターがない駅では赤ちゃんを抱っこしながら、9kg以上のベビーカーとママバッグなどの荷物を持って階段を登ることはとても困難です。
電車内での取り回しも、折り畳んで自分の席の前に置けるコンパクトタイプの方が楽です。
もし3輪タイプなど重量のあるベビーカーを利用する場合は、電車の乗り換え時や行き先の駅で階段を全く使わないルートを事前に確認するようにしましょう。
6-2. 「ベビーカーを使って電車とバスに乗ってみた!」を終えて
今回初めての体験ということもあり、短時間ではありましたがヘトヘトになりました!
ベビーカーを使って電車やバスに乗ることの大変さを痛感しました。これが人形の赤ちゃんではなく本当の赤ちゃんであれば、なおのことです。
しかし、きちんと事前にチェックをしたり、注意点やマナーを抑えておけば安全に問題なく電車やバスを利用できることが分かりました。
検証を始めるにあたり「大丈夫かな…、トラブルにならないかな…。」とかなり心配でしたが、終わってみれば恐怖感はなくなりました。
電車もバスもベビーカーで安心して乗れるように、専用車両の増加やエレベーター配置など、どんどん利用しやすい環境になってきています。
この記事を読んだママやパパの不安を少しでも取り除くことができ、安心してお出かけができるようになれば幸いです。
今回の検証は、国土交通省から発表されている「鉄道利用時のベビーカー利用にあたってのお願い」を基に実施しました。
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