ベビーサークルはいつまで?赤ちゃんの成長で見る止め時と卒業体験談
この記事にたどり着いたのは、ベビーサークル撤去のタイミングについて疑問を持たれている方ではないでしょうか?一般的にいつごろまで使ってるものなのか、他のご家庭の様子も気になりますよね。
忙しいママパパにとって、ベビーサークルは心強い子育てお助けアイテム。家事を効率よく安心して進められることが最大のメリットですね。しかし、部屋を占拠するアイテムなので、生活上の動線の障害になるというデメリットもあります。さらに、赤ちゃんがぐずって大泣きしている時は、心苦しくも思える場面も出てきたり...。
便利だけど、撤去できたらスッキリするだろうな~、なんて思いが頭をよぎりますよね。卒業のサインや具体的なタイミングも知ることができたら、モヤっとした思いもなくなるかもしれません。
そこで今回は、ベビーサークルの撤去時期は一体いつなのか、ベビーサークル使用経験者のパパママへ、卒業時期についてのアンケート調査を実施、使用を止めるきっかけとなったエピソードも集めました。
また、赤ちゃん成長に伴う行動範囲の広がりやいやいや期などの情報をもとに、終了の目安について徹底解説、サークル撤去後の家の中の安全対策についても紹介していきますので、ベビーサークルの使用終了を検討中のママパパは是非参考にしてくださいね。
ベビーサークルが必要となるこの時期は、ハイハイからひとりで歩けるようになるまで、ほんの数カ月間に驚くほどの成長を遂げます。しっかり歩けるころには、意思疎通も少しずつできるようになっていきます。大人の言うことを徐々に理解し、危険な物事も実際の経験と共に覚えるころ、ベビーサークルの役目も終わりを迎えるのかもしれませんね。
あっという間に大きく成長する赤ちゃんを見守りつつ、ママパパも安心して子育てのできる環境を整えていきましょう。是非最後まで読み進めてくださいね!
1. ベビーサークルの使用終了は1~2歳未満が過半数!
ベビーサークルを使用したことのある先輩パパママ100人に「ベビーサークルの使用終了時期について」アンケート調査を実施!使用を終了した時期、また、終了したきっかけについて聞きました。では、結果を見ていきたいと思います。
1-1. ベビーサークルは、いつまで使いましたか?
1歳~2歳未満までに、ベビーサークルの使用を終了しているというママパパが56%以上と過半数を超えました。少数ですが、1歳未満で終了のご家庭も22%と早めに終了を迎えるケースもあるようです。2歳~3歳以上使えるご家庭も20%と少ない結果に。
1-2. ベビーサークルを終了したきっかけを教えてください。
「上の子がちょっかいを出さなくなったのでサークルの使用を終了しました。」
「1歳5か月になったころ、力がついてくると中でサークルを押すように・・・。形が変形してしまってサークルの役目がなくなってしまったから。」
「引越しのために、ベビーサークルは使わなくなりました。」
「子どもの身体が大きくなり、サークルが狭く感じられるようになってきたから。」
「自我の芽生えか、ベビーサークルに入るのをとにかく拒否するようになったため。」
「ベビーサークルに入っていることに飽きて、おもちゃを踏み台にして脱走してしまうようになったため。」
「子どもが大きくなってきて、乗り越えてきそうで危なかったから。」
「大人の言うことや危ない場所がわかるようになったから。」
やはり終了の目安としては、成長して身体が大きくなったことで柵を越えてしまったり、大人の言うことを理解し始めるころににきっかけがあるようですね。
2. 赤ちゃんの成長でみるベビーサークル終了の目安
前章では、先輩ママパパのアンケートの結果を紹介しましたが、実際の成長ペースは月齢で区別されることではなく、お子様によって個人差があります。これからお子様の成長の段階において、目安となる行動や心理、人とのかかわりについて参考資料をもとに解説していきますので参考に見ていきましょう。
2-1. 1歳前後から2歳未満までの発達過程の例
0歳児の発達(9ヵ月頃から12ヵ月頃)
・褒めてもらうと喜んだり、叱られたことが分かったりする。
・つかまり立ちをしたり、伝い歩きをしたりする。
・はいはいや高ばいで階段の上り下りをする。
・はいはいからお座りが自由にできるようになる。
1歳児の発達(1歳頃から1歳6ヵ月頃)
・障害物をよけて行きたい場所に行くことができる。
・歩行が安定し行動範囲とともに興味が広がる。
・注意をされると、泣いたり、しょんぼりとしたりする。
・自分で1歩を踏み出し歩き始める。
・ソファーなど少し高い所によじ登る。
・滑り台をよじ登ってうつ伏せで滑る。
1歳児の発達(1歳6ヵ月頃から2歳頃)
・物事への興味が高まり、何でも自分でやってみようとする。
・「待っててね」と言われると、少しの間待つようになる。
・自我が芽生え、「いや」「ダメ」と拒否をするようになる。
・歩き方が速くなり、歩行での転倒が少なくなる。
・一段ずつ、時には足を交互に出して階段を上る。
2-2. 発達過程で見るベビーサークルの終了時期の目安
成長のペースには個人差があって、やることできることが前後する場合もあるため、一概に月齢での判断はできません。ここでは、発達過程に合わせたサークルの終了時期の目安を紹介します。これから述べるような行動が見られた時は、使用終了を検討するサインとも考えられます。お子さまの成長を見守りつつ、是非参考にしてくださいね。
2-2-1. サークルの外への興味が増大!考えたり工夫して脱出を試みるころ
目に映るすべてのものに興味が高まり、何でも自分でやってみようとする時期。障害物をよけて回り込んだり、方向転換したり、行きたい場所に行くことができるようになります。ベビーサークルの中にあるおもちゃを踏み台にして、柵を越えられることがわかるように・・・。そうなったら、サークル終了です。周囲の物に関心をもち、いろいろな物に触れて遊びたがる時期は、子供の発見に共感していくようにしましょう。
2-2-2. なんでも自分でしたいイヤイヤ期!自我が芽生えるころ
近くに、ママパパの存在を見つけると、追いかけるだけでなく逃げたりして遊ぶことを覚えます。サークルの中だけでは物足りなくなったり、自我が芽生え「いや」「ダメ」と拒否することが多くなってきたら、ベビーサークルを終了するサインと考えてよいでしょう。
子供の成長の表れとして拒否の言葉が多くなりますが、子供自身が選んで決められるように「どうしたいの」「どっちがいいの」など大人の提案を投げ掛けて様子を見守りましょう。
2-2-3. 柵をよじ登る!?身体が成長して運動が活発になるころ
アンケートにもあったように、使用終了のきっかけとして多く上がっていたのは、「柵を乗り越えて出て着そうだったから」「からだが大きくなって、サークルが狭く感じるようになったから」など、体の成長や運動能力に合わせて、終了を決めるご家庭が多いと思います。柵を越えてしまえば、サークルの意味は成しません。
安全への対応を十分に行った上で、子供の行動をむやみに禁止せずに動きや探索の体験を見守りましょう。
大人の都合でもうちょっと使いたい!やめるかどうか悩んだらこんな対策を!
サークルを拒否する赤ちゃんが泣き止む方法はないか、サークルを気に入ってくれる方法がないか、サークル撤去のタイミングに悩むことがあると思います。せっかく用意したからもう少し長く使いたいと思う方へ、先輩ママパパのアイディアをご紹介します。参考に見ていきましょう。
- 大人も一緒に遊んであげて、楽しい場所であるという印象を与えておくことで、少しの時間待っていられるようになりました。
- ベビーサークルに入っていることに飽きてしまったら、真新しいおもちゃや小さい時期に使用していたおもちゃを投入することで、遊べる時間が少し延長できました。
- サークルスペースを拡張して遊具を増やしたら、活発に動けるようになり、サークル内で遊んでくれるようになった。
- リビング全体を囲ってサークル化させて、大人も一緒にくつろぐ生活にしたら、ストレスがなくなった。
3. ベビーサークル撤去後の安全対策を事前に考えよう!
ベビーサークルを使用するころの赤ちゃんは、目まぐるしく成長する時期です。ベビーサークルを卒業した後も、引き続き行動の範囲も広くなり、家庭内での事故も増えていきます。日常生活の中で、危険な場所やものを把握しておくことがポイントになってきます。ママパパにできる日々の心がけや注意すべきことについて解説したいと思います。
出典:国民生活センター
3-1. 危険なものを高い位置やロック付きの場所へ避けておく
安全に室内を歩き回れるようになったとしても、赤ちゃんにとって危険なものはたくさん存在します。誤飲や不衛生なものを触ることや、転倒、やけどなど、赤ちゃんが触れない高い場所にやロックをつけて開けられないようにしておく対策をしましょう。
3-2. 家具の角やコーナーにはガードクッションをつける
赤ちゃんが走って頭をぶつけケガをする事故も多く起きています。鋭い角の多い家具やドアに指を挟まぬようしっかりとガードしておきましょう。
3-3. 危険箇所を封鎖するためベビーゲートを設置する
サークルを撤去した後、危険個所だけをしっかりガードしたい場合は、ベビーゲートがおすすめです。
特に多いのは、キッチンや階段、お風呂場に侵入しないように入り口に設置したり、玄関からの転倒を防ぐために設置するケース。思わぬ事故を未然に防ぐことができます。
▼ ベビーゲートについて詳しくはこちらの記事で ▼
赤ちゃんの居場所を安全な空間に!おすすめベビーゲート厳選8選!▼ ベビーゲートのレンタルについて詳しくはこちらの記事で ▼
どこよりも詳しく解説!ベビーゲートをお得に賢くレンタルする方法!
4. さいごに
日中一人で家事と育児を両立させるママにとって、ベビーサークルは便利なアイテム。ベビーサークルの中に赤ちゃんがいてくれれば、一時的に危険な物を遠ざけること、未然に思わぬケガや事故を防ぐことができます。ベビーサークルは安全なスペースではありますが、その中だけの生活になってしまうと、赤ちゃんの興味や運動能力を低下させてしまうことも懸念されます。成長に応じて身の周りのものに敢えて触れさせ興味を持たせ、体験を通して学ぶことも考えていかなければなりません。鋭く危ないものや熱いもの、危険な場所についても、言い聞かせてわかる様にすることも、とても大切なことです。
サークル内と外の過ごし方を上手にバランスとりながら、ベビーサークルの卒業時期を見つけていきましょう。
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