新生児期ベビーカーの選び方と必須機能!お得に導入する裏技も公開!

新生児期ベビーカーの選び方と必須機能!お得に導入する裏技も公開!

生まれてすぐの新生児期にベビーカーは必要?!

ベビーカーは産まれてすぐには必要のない、むしろ使わないベビーグッズです。なぜなら、赤ちゃんの外出は1ヶ月検診で外出許可が出てから行うのが一般的。それまではできるだけ外出を避けるためです。

ベビーカーを早々産前から準備しても出番はかなり後のこと。出産準備の際に購入する方が多いのですが、実は産後にゆっくり準備した方がよいアイテムなのです。

ところでみなさんは『新生児期』とはいつまでなのか、ご存知ですか?
『新生児期』とは生後28日までのことをさし、それ以降を『乳児期』と言います。
ただ、一般的には首の座らない生後2~3か月くらいまでの時期を『新生児期』という印象を持っている方がほとんどかと思います。

そこで!
今回の記事では厳密には違うのですが、首の座らない2~3ヵ月の時期までを『新生児期』と定義し話を進めていきたいと思います

前述のとおり、ベビーカーは生後すぐには使いません。しかし、1ヵ月を過ぎて外出するようになれば必要性が高まってくるため、私は新生児期のベビーカーは必要だと断言します。

「小さなうちはあまり使わなかった」「高かったのに使用期間が短かった」
この時期に使用するベビーカーについてリサーチを進めると、こんな声を耳にすることがあるかと思います。
実際に購入するとなれば、5万円前後、高ければ10万円以上もの費用がかかります。なくてもいいかな、と思ってしまっても当然です。

それでも私がこの時期のベビーカーは「必要だ!」と断言する理由を、三人の子育てをしている私の経験をふまえ解説していきます。
また、ベビーカー選びのポイントや、高額ベビーカーをお得に導入するマル秘テクニックも紹介します。ご自身のライフスタイルと見合わせながら検討すれば、必要性が判断できるようになると思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。

1. 新生児期からベビーカーを使ってほしい3つの理由

ベビーカー

改めて、この記事では、首の座らない生後3ヵ月頃までを『新生児期』と定義し解説していく旨をお伝えします。

正直なところ、新生児期からのベビーカーは必須ではないと私は思っています。
こんなことを言うと混乱される方もいるかもしれませんが「必須ではない」と思っていることは確かです。

【必須】ではなく【必要】であると私は思います。

ベビーカーが便利グッズであることは間違いありません。あると絶対に役に立ち、持っているだけで安心します。
三人の子育てをした私だからこそ言える「新生児期からベビーカーは必要である」と感じた3つのポイントについて解説していきます。

1-1. ベビーカーの慣れは小さいうちが効果的

初めてベビーカーに乗った時に泣いてしまう赤ちゃんは多くいます。泣く理由は一つ、「不安だから」です。

外界に慣れていないだけでも不安なのに、ママから離されベビーカーに乗せられたら、さらに不安ですよね。泣きたくもなるはずです。

はじめは泣いていても、慣れていけばベビーカーは安心できるものと理解して泣くことはなくなります。
小さなうちは順応するのも早いですが、月齢を重ねるとなかなか慣れないことも多く、抱っこの方が良い!と全身で嫌がってしまうことがあります。

赤ちゃんの成長と共に抱っこが辛くなるため、ベビーカーは絶対に使えるようにしておきたいもの。ママの負担を軽減するためにも、小さいうちからベビーカーに慣れさせておくことは大事です。

1-2. この時期しか使わない両対面式の良さを体験してほしい

新生児期から使えるベビーカーのほとんどは両対面式です。
両対面式とは、赤ちゃんと向かい合って走る対面走行と、赤ちゃんも進行方向に向かって走る背面走行と切り替えることができる機能のことです。
赤ちゃんがベビーカーに慣れるためにもとても重宝する機能です。

ベビーカー 対面 背面

慣れるまでは対面走行で使い、慣れてきたら背面走行に切り替えます。
背面走行でママの顔が見えなくても、ママはきちんと近くにいて、ベビーカーの中は安心できるところと理解してもらえたらこっちのもの。気付けばベビーカーは安心できる乗り物とわかってくれるようになります。

対面走行の良さは他にもありますが、いつでも赤ちゃんの様子をのぞきみることができるということが一番のポイントです。ずっと見ていたい、そんな親ばかさんにはもってこいの機能ですね!

また、走行中対面であれば赤ちゃんの異常にもすぐ気付くことができます。たとえば、ベビーカーで移動中赤ちゃんがミルクの吐き戻しをしてしまった!そんなときもすぐ気づいてあげられます。
お散歩初心者のママパパにはもちろん、赤ちゃんにとっても安心して外出するために対面機能は必須です。

1-3. 赤ちゃん連れの外出を楽に快適にしてくれる

赤ちゃんの外出は思った以上に大変なものです。

おむつやおしりふき、着替えや抱っこ紐、寒ければブランケット等、持っていくものが山ほどあります。散歩だけと思っても、つい買い物をしてしまって、さらに荷物が増えてしまうなんてこともありがち。赤ちゃんを抱っこをしながら荷物を持つ、それはそれは大変な重労働です。

また、上着を脱ぎ着したり、荷物から何かを出す時、赤ちゃんを一時的にどこかに寝かせたい時、など、抱っこ紐では困難なことも、ベビーカーがあれば楽に対処することができます。

何が起こるかわからない赤ちゃん連れの外出は、ベビーカーとなら怖いものなし!赤ちゃんを乗せて、荷物を収納かごに入れれば重労働から一気に解放されます。この身軽さを一度体験するとベビーカーはもう手放せませんよ。

2. 新生児期のベビーカーが必要な生活環境はコレ!

前章では、ベビーカーの使用をおすすめする理由について解説しましたが、ライフスタイルによっては必要ないということもあります。例えば、同居のご家族がいて赤ちゃんを預けられる環境があれば、ベビーカーの使用はもう少し大きなってからという検討もできると思います。

ここでは、新生児期のベビーカーが必要になる生活環境を解説していきます。ご自身のライフスタイルを見合わせて「自分はどうかな?」とチェックしてみてくださいね。

2-1. 便利な生活圏、公共交通機関の利用が多い環境

都心

■自宅近くにスーパーや病院、郵便局などがあり便利な環境であること。(交通の便がよい、生活圏内でいろいろ揃えることができる)
■徒歩で移動することが多い人
■駅が近い
■公共交通機関が必須な人
■車を所持していない

このような環境であれば、新生児期からのベビーカー利用は必須と言えるでしょう。

ちなみに私の場合は、車を所持していますが家の近くにスーパー、病院などがあり、徒歩でも便利な場所だったため、よくベビーカーで出歩いていました。特に2人目が産まれてからは、2人の子供を車に乗せ降ろしするのも大変だったので、近場の買い物はベビーカーで出かけていました。

ベビーカーの必要性は住環境が大きく関係していると言えます。お住まいの環境や移動手段を考慮の上、導入の検討をしていきましょう。

2-2. ワンオペ育児・身近に頼れるサポーターがいない環境

ベビーカーイメージ

■家族は仕事で留守になることが多く、日中頼れる人がいない
■実家が遠方でなかなか頼ることはできない
■近くに気軽に頼れる友人・知人がいない
■赤ちゃんと自分だけの外出が多い

このような状況になる方・なりやすい方にはベビーカーは必要です。

赤ちゃん連れの外出の際、パートナーがいれば交互に抱っこすることができます。少しの間でも赤ちゃんを見てくれるサポーターがいれば、自分一人でさっとスーパーに行くこともできます。

でも、このような状況は誰でも整う環境ではありません。

私の場合は典型的なワンオペ家庭だったので、日中は私以外子どもたちを見てくれる人はいません。実家も遠方で気軽に頼れる人もいませんでした。そんな私とって、ベビーカーは良いサポート役になってくれました。ベビーカーなしでは日常生活をこなすことも難しかったと思います。実際に今もそうです(笑)

1人で赤ちゃんと出かけることが多い環境の方は、是非ベビーカーを使ってくださいね。

3. 新生児期から使うベビーカー選びのポイント

たくさんのメーカーの中のから、コレ!という1台に決めるのは至難の業。まずは新生児期に必要な機能が整っているかに注目して選んでいきましょう。
ここでは特に気にしてほしい4つのポイントについて解説していきます。
また、入退院時にとても便利なトラベルシステムの紹介や、ベビーカーの導入時期についても触れていきますので、参考にしてくださいね。

3-1. 安全性を重視!小さな赤ちゃんを守る必須条件

ブランドやデザインなど見た目の華やかさよりも、まずは安全性を重視してほしいのがこの時期のベビーカーです。
新生児期の小さな赤ちゃんを安心して乗せるために、ベビーカー選びで気にしてほしい4つのポイント「両対面式」「クッション」「幌」「安全基準」について解説していきます。

3-1-1. 両対面式機能

ベビーカー 対面 新生児期から使うベビーカーは、対面走行も背面走行もできる両対面式のベビーカーがおすすめです。

赤ちゃんがベビーカーに慣れるまでは、対面走行で使い、慣れてきたら徐々に背面走行に切り替えるようにすると理想的です。はじめから背面走行でも泣かずに乗ってくれる子もいますが、多くの赤ちゃんは不安で泣いてしまいます。
状況に応じて変更ができる両対面機能が付いているベビーカーを使うことをおすすめします。

3-1-2. しっかり厚みのあるクッション

スゴカルスイッチのダッコシートαプレミアム ベビーカーの種類によっては、頭や座面にクッションがついているものがあります。
新生児期から使うベビーカーを選ぶ際は、しっかり厚みのあるクッションが付いているものを選ぶことをおすすめします。しっかり厚みのあるクッションであれば、首の座らない赤ちゃんを守ってくれるので安心です。
ベビーカーによってはサポートクッションが付いていない、付いていても心もとない薄いペラペラのクッションということもあるので注意しましょう。
また、各メーカーによってクッションには特徴があるので気になる物があればチェックしてみてくださいね。

3-1-3. 幌の大きさ

大型幌は紫外線や花粉から赤ちゃんを守る機能赤ちゃんの頭の上を覆う傘のようなカバーの部分を【幌(ほろ)】と言います。
この幌の部分は、大きいといざという時に役立ちます。大きい幌があると、赤ちゃんをすっぽり覆ってくれる為、夏は強い日差しから、冬は冷たい風から赤ちゃんを守ってくれて安心です。
幌で覆ってしまうと、赤ちゃんが見えなくなって不安!と思う方は、幌にメッシュの小窓がついているものを選ぶと良いでしょう。

3-1-4. SG基準

ベビーカーは品質がしっかり保証されているものを選びましょう。その目印としてSGマークというものがあります。このようなマークがついている場合は、安全な商品として認めらた証になります。
準備する際は気を付けてみてみてくださいね。

退院時はトラベルシステムが安心便利!

産まれてすぐの場合は、使用開始月齢に満たない為、ほとんどのベビーカーを使うことができません。しかし、トラベルシステム搭載の商品であれば産まれてすぐから使うことができます。ベビーカーに新生児から使えるベビーシートをドッキングして使うタイプの商品です。

ちなみに、三人目を出産した際は、このタイプを使用しました。
病院から出るときから車に乗せるところまで、赤ちゃんはベビーシートに乗せたまま移動できて、とても便利でした。
主治医の先生も『え?今はそんなものがあるの?すごいね!』と驚いていたくらいです。
写真は授乳前だったこともあり、泣いていますが、授乳後はベビーシートの中でぐっすり。寝ているところを起こすことなく自宅に帰ることが出来たので良かったです。

トラベルシステム

3-2. ベビーカーの導入時期は焦らない

何度も言うようですが、ベビーカーは赤ちゃんが産まれてすぐは使いません。
前もって準備をしていれば安心することもありますが、ベビーカーについては準備を焦る必要はありません

ベビーカーは家電製品と同様、新しい商品の入れ替えが頻繁にあります。
いざ使おうと思った時により良いものが出ていたり、購入したものが型落ちし値下げされてしまっていることもあります。

また、出産の前と後では、生活の状況が大きく変化し、選ぶ視点も変わってきます。産前はいいと思って購入しても、実際には使いにくかった、赤ちゃんのいる生活だったらこの機能が必要だった、など、産前と産後でズレが生じることも多々あります。

これはベビー用品全般に言えることですが、早すぎる準備はおすすめしません。必要性を感じた時に必要な物を準備するのがベスト!特に初めて赤ちゃんを迎える方は、早めの準備をしがちですが、産前はどんなベビーカーにしようかリサーチする程度にしましょう。

ベビーカーを選んでいるだけでも、楽しいですよ。赤ちゃんの誕生がさらに待ち遠しくなりますね!

4. 新生児期から使うベビーカーは使用期間が短い

新生児期から使えるベビーカーを「A型ベビーカー」と呼ぶことはご存知ですね。
メーカーの使用月齢は3歳頃までとされているものが多くありますが、3歳まで使ったという人は、実際のところそういません。赤ちゃんの腰がすわり、ある程度しっかりしてくると「B型ベビーカー」に切り替える方が多いようです。

そこで、実際にA型をどのくらいの期間使ったのか調査した結果と、短期間しか使わないベビーカーの得するレンタルの活用法を紹介します。

4-1. 先輩ママに聞いた!A型ベビーカーはいつまで使った?

A型ベビーカーはいつまで使った?

ナイスベビーラボでは、A型ベビーカーを使用したことのある100名のママやパパに、赤ちゃんがどれくらいの時期まで使用したかのアンケート調査を行いました。

調査結果を見ると、半数以上がA型ベビーカーは7ヵ月頃までしか使わなかったという結果でした。
B型ベビーカーが生後7ヵ月から使用可能になるので、ちょうどA型からB型への切り替えのタイミングにあたることが考えられます。

ちなみにA型とB型ベビーカーの両方を使ったという人は全体の70%もいました。
現在市販されているA型ベビーカーのほとんどが最長36ヵ月まで使用可能となっていますが、大半の人がそこまで使用せず、早い段階でB型ベビーカーへ切り替えていることが分かります。

「重くて負担が大きい。」
「サイズが合わなくなったのと、昔のベビーカーで今よりも本体が重たく持ち運びが不便だった。」
「B型と併用したところ、B型の方が押しやすかったから。」
「A型ベビーカーは重く、電車で移動等する際に持ち上げるのが大変で、B型ベビーカーが使用できる7ヵ月頃 になったら軽いB型ベビーカーに切り替えました。」
「大きすぎて玄関で邪魔、持ち運びも大変だったから。」
「大きくて操作性が悪いので、子どもがしっかりしてくればB型の方が使い勝手がいい。」

A型ベビーカーは重たくて大きいという意見が多数です。
サイズの問題で、コンパクトかつ軽量なB型ベビーカーへ切り替えた人が多いようです。

4-2. 使用期間の短いA型ベビーカーは買わずに絶対レンタル!

A型ベビーカーは、良いものを購入するとなれば、もちろんそれなりに高額になります。
家族計画を立てている方は、2人目、3人目と使えるようにと、はじめにしっかりしたものを購入して長く使えればコストパフォーマンスが良いですよね。確かにそうなのですが、実はこれには落とし穴があります。

それは、次の出番が来るまでの【ベビーカー保管期間・メンテナンスの必要性】があるということ。

私も初めての妊娠の時、当時約6万円もするベビーカーを購入し2人目以降はそのままおさがりのベビーカーを使おうと計画していました。2人目が産まれるまで、A型ベビーカーの保管期間は約2年。
2人目が生まれ、いざ使おうと思った時には袋をかけていたにもかかわらずベビーカーはホコリまみれ。
そのまま使うのは衛生上不安だったため、シートを洗濯したり、フレームを拭いたり洗ったりと使うまでの手入れが大変でした。

3人目は、それから約6年。使うだろうとベビーカーを保管し続けていましたが、実際使おうと思った頃にはベビーカーが古すぎて使いずらく、またメンテナンスするのも面倒になり、使わず処分することになりました。
しかし新しいものを購入するのは気が進まず、レンタルすることを選びました。
レンタル品はきちんとメンテナンスされていた為、汚れも全く気にならず、届いてすぐ使うことができました。不要になれば返却するだけなので、保管やメンテンスの必要がなく本当に便利でした。
第一子の時からレンタルすればよかったと後悔したくらいです。

保管場所や使用前の手間を考えたら、短期間しか使わないA型ベビーカーは、絶対にレンタルすることをおすすめします!

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長期間使うB型ベビーカーは『借りて買ってプラン』でお得に購入!

生後7カ月頃から使用できるB型ベビーカーは軽量でコンパクト、取り回しが良いベビーカーです。
使いやすいものは長期間使うことが多い為、作りがしっかりしていて、使い勝手が良いものを選ぶことをおすすめします。

ナイスベビーではA型ベビーカーをレンタルして、一緒にB型ベビーカーを注文するとお得に購入できる【借りて買ってプラン】をご用意しています。この機会に、ぜひご検討ください。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんを迎えるための準備はワクワクで楽しいですね!今思い返しても、準備期間は楽しい思い出です。
どんなに悩んで選んでも、実際使ってみて良いこともあれば、後悔することもあると思います。
筆者もベビーカーを使って良かったことや、後悔したこともありましたが、それも良い経験でした。
この記事が、皆様のベビーカー選びの参考に少しでも力になれると幸いです。赤ちゃんとのこれからの生活がHAPPYなものになりますように。

※記事内容は2021年4月現在の情報です。

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