ベビーベッドはいつまで使うの?タイプ別使用期間と卒業のタイミング
出産準備にあたって最初に考えるのがベビーベッド。
いざ選ぶ段階になると色々と疑問を持たれる方も多く、ナイスベビーへの問い合わせの中でも「ベビーベッドはいつまで使うの?」という質問を多くいただきます。
ベビーベッドの使用は一般的には1歳前後までが多いようですが、卒業のタイミングはご家庭によりそれぞれ異なります。
この記事では、ベビーべッド卒業のタイミングと準備する時期の目安、ベッドのサイズ別の使用期間について解説していきます。
まずは使用できる期間を知って、生活スタイルに合うベッドを選べば、使用期間のイメージもできるようになってきます。また、就寝時の注意事項についても触れていきますので、是非参考にしてください。
お部屋の限られたスペースを賢く有効活用して楽しい育児を♪
1. ベビーベッドはいつまで使う?使用場所で見る卒業のタイミング
ベビーベッド卒業のタイミングは、一般的につかまり立ちが出来る頃から1歳頃までが多いようです。
ただ、前述のとおり、卒業のタイミングや理由はご家庭によって異なりますので、あくまでも一般的な時期として参考にしてください。ここでは、ベビーベッドの使用場所でみる卒業のタイミングについて、寝室・リビング、それぞれについて解説していきます。
1-1. 寝室でベビーベッドをつかう場合の使用期間は長め
寝室でのベビーベッド使用期間は、長い方で2歳頃まで使用される方もいます。
添い寝用のベビーベッドが設置できる場合、夜中の授乳も楽に行えるため、卒乳までの期間ベビーベッドを使用される方は多いようです。
また、寝室にある程度のスペースが確保でき、標準サイズのベビーベッドが設置できる場合も、サイズアウトするギリギリまで使用するケースも見られます。
ただし、寝室にスペースがあまりなくミニサイズのベッドを設置した場合は、赤ちゃんの成長具合により半年~1年程度で卒業することになるでしょう。
1-2. リビングでベビーベッドを使う場合の使用期間は短め
リビングでベビーベッド使用期間は、寝室での使用と比べて短いケースが多いようです。
その理由としては、一般的なリビングルームの広さを考えると、標準サイズのベビーベッドはかなりスペースを要すため、ミニサイズのベビーベッドが好まれる傾向にあります。ベッドにもよりますが、使用月齢は半年~1年頃までとなるため、赤ちゃんの成長が早ければ卒業も早く迎えることになります。
また、赤ちゃんがある程度しっかりしてくると、日中はバウンサーやハイローチェアなどで過ごすことも多くなり、ベビーベッドは早めに使用を止める方も多いようです
ただし、ペットを飼っていたり、上に小さなお兄ちゃんお姉ちゃんのいるご家庭は、いたずらなどから守るためにできるだけ長めにベビーベッドを使用することをおすすめします。
2. ベビーベッドはいつまでに用意すればいいの?
ベビーベッドは出産予定日の1ヵ月前から遅くとも2週間前には用意すると安心でしょう。産後自宅にすぐに戻られる場合と里帰り出産の場合でも、ベビーベッドを用意するタイミングは異なります。ここでは2つのパターンに絞ってお話させて頂きます。
2-1. 自宅の場合は2週間前までには準備しよう
出産後、自宅に戻る場合には、遅くとも2週間前までにはすべての準備を終わらせておきましょう。
出産が早まったり、ママの入院中は家の事が進まないことが多いため、早めの準備をおすすめします。
家具や家電を買った時もお部屋に実際に設置してみると想像より大きいと感じたことがありませんか?希望した商品を設置場所に置いてみて、いまある家具の移動など微調節できるように準備をすすめましょう。
2-2. 里帰り出産の場合は1ヵ月ぐらい前までに準備しよう
里帰りの場合は出産予定日1ヵ月前までにはすべて用意しておくと安心でしょう。
実家でのお部屋の準備などは、直接自分でできないことも多いと思いますので、早めに手配をすすめておくと安心です。
レンタルサービスを利用する場合には、使わない期間にもレンタル料金が発生してしまうので、レンタル会社に開始日を相談の上、配送日を決めるとよいでしょう。
一般的に里帰り期間は産前産後を合わせて2~3か月間の方が多いようです(産後については1ヵ月間程度)。
3. ベビーベッドのサイズで使える期間が違う!
一概にベビーベッドといっても色々な大きさや高さなどの種類があって使用月齢はさまざま。ここでは代表的なベビーベッドの種類と特徴そして使える期間について解説します。
内寸 | 外寸 | 使用月齢 |
標準サイズ | ||
120×70cm | 125~127×74~82cm | 誕生~18ヵ月もしくは24ヵ月 |
小型サイズ | ||
100×63cm | 104~106×68~71cm | 誕生~12ヵ月 |
ミニサイズ | ||
90×60cm | 95~96×66~72cm | 誕生~12ヵ月 |
ハーフサイズ | ||
70×60cm | 75~68cm | 誕生~3か月 |
※外寸サイズ、使用月齢は各商品により異なるため各商品をご確認ください。 |
3-1. 標準サイズは生後18ヵ月頃~24ヵ月頃まで
使用月齢は生後すぐから使えて生後18ヵ月もしくは24ヵ月まで使えます。内寸サイズは120cm×70cmで一般的なベビーベッドのサイズです。
1番種類が多くお布団も種類が多いので、お部屋にあったベビーベッドの色やお布団の柄などを選べるのでご自分に合ったお部屋を作りやすいです。
使える期間が1番長く、ベッドとしてだけではなく、ベビーサークルとしても使えるタイプもあり1番人気なスタンダードサイズのベビーベッドです。
3-2. 小型サイズは生後12ヵ月頃まで
使用月齢は生後すぐから使えて生後12ヵ月頃まで使えます。内寸サイズは100cm×63cmで標準サイズより一回り小さなサイズです。
標準タイプに比べて一回り小さいため、設置場所に困らないところが人気のポイントです。ただし、ベビーベッドの種類もお布団の種類も少ないので、希望の色やお布団の柄があればラッキーです。
3-3. ミニサイズは生後12ヵ月頃まで
使用月齢は生後すぐから使えて生後12ヵ月頃まで使えます。内寸サイズは90cm×60cmで小型サイズよりさらに一回り小さなサイズです。
限られたお部屋の中のスペースでも設置場所を選ばない便利なコンパクトベッド。お里帰りの短期間でのご使用やリビングでのお昼寝用としてやおむつ交換用としても使いやすく、最近ではお布団の種類もかなり増えている人気サイズのベビーベッドです。
3-4. タイニーサイズの場合は生後3ヵ月頃~6ヵ月頃まで
使用月齢は生後すぐから生後3ヵ月頃もしくは6ヵ月頃まで使えます。内寸は70cm×60cmや80cm×50cmの小さなタイニーサイズ。
70cm×60cmであれば、標準サイズのベビー敷布団を半分に折って使うことができます。お里帰りの短期間でのご使用やリビングでのご使用、おむつ交換用に人気のサイズです。
サイズがとても小さく、小回りも利くので、昼はリビングでお昼寝用として、夜は寝室用としてお部屋からお部屋の移動もらくに行えます。里帰りにタイニーサイズをレンタルして、自宅に戻る際に大きめベッドに借り換えがおすすめです。
| タイニーサイズ |
3-5. 簡易型ベビーベッドは生後6ヵ月頃まで
コンパクトで軽量、寝室でもリビングでもどこにでも気軽に移動できる便利な簡易型ベビーベッド。
ママ一人でも簡単に持ち運びができる軽さなので、どこでも使える手軽さが人気です。例えば、2階で洗濯物を干す時、ベッドを移動させて赤ちゃんを寝かせておけば、いつでも赤ちゃんの様子が見られて安心ですよね。
入浴の際は脱衣所に移動して、入浴後の赤ちゃんの待機場所としても活躍!色々な場所でとっても便利に使える万能ベッドです。
| 簡易型ベビーベッド |
4. 事故防止のため同室で別々のベッドに寝ましょう
窒息事故、落下事故の多くは大人用ベッドで発生しています。
窒息事故を無くすためには、赤ちゃんが払いのけられるベビー布団など軽い掛けふとん、顔が埋まりにくい硬めの敷ふとんとまくらを使用し、極力仰向けに寝かせてあげてください。また赤ちゃんの周りにはタオルやぬいぐるみなども極力置かない様にしましょう。
また、大人用のベッドは柵が無いため、就寝時の落下事故やベッドと壁の間に挟まれるなどの事故も起きています。窒息事故、落下事故を防ぐためにもベビーベッドを使用して赤ちゃん専用の就寝スペースを確保しましょう。
スペースなどの兼ね合いでどうしても大人用のベッドで寝る場合にはベッドインベッドの使用をおススメします。
4-1. 0歳児の死亡事故ワースト1は就寝時の窒息死
厚生労働省によると、家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢死亡数において、0歳児の80%が不慮の窒息によるものとのデータが発表されています。消費者庁では0歳児に不慮の事故死の原因32%が就寝時の窒息死との発表があります。
0歳児の就寝時の窒息の発生傾向
0歳の事故死は5年間で502件と、全体の1/4を占めるが、そのうち8割が窒息死。就寝時の窒息死が、32%と最も多く発生しており、ほとんどが家庭内で起きている。
~ 0歳児の不慮の事故死の原因 ~
~ 0歳児の就寝時の窒息事故の状況 ~
事故の状況 | 割合 |
顔がマットレスなどに埋まる | 21% |
掛け布団等の寝具が顔を覆う・首に巻き付く | 11% |
ベッドと壁の隙間などに挟まれる | 8% |
ベッドからの転落に起因する窒息 | 4% |
家族の身体の一部で圧迫される | 3% |
ベッド上の衣類やクッション等で顔を覆われる | 3% |
その他、詳細不明 | 51% |
※調査票で、事故の状況について記載があり、内容が確認できたもの |
[出典]平成28年 消費者庁 子供の事故防止関連「人口動向調査」調査票分析 ~事故の発生傾向について~ より
5. まとめ
2016年11月にAmerican Academy of Pediatrics(アメリカ小児科学会)で発表されたSIDS(乳幼児突然死症候群)予防の1つに最低生後6ヵ月(推奨は24ヵ月)までは赤ちゃんと同室での睡眠を推奨しておりさらに赤ちゃんとは異なるベッドで寝ることを推奨しています。
日本では住居環境によってベビーベッドが置ける置けないなどあるとはおもいますが、最近では様々なサイズのベビーベッド、折り畳み式のベビーベッド、大人用のベッドに接続して使えるベビーベッドなど様々な種類があり、ご自身の生活環境に合わせてベビーベッドを選ぶことができます。
6ヵ月頃までのSIDS予防もそうですが、高い場所で寝かせることで、ほこりなどから遠ざけてあげることもできます。また、家庭内で起こる思わぬ事故を回避することもできますので、是非、ベビーベッドは使用してくださいね。
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