専門家がオススメする、大きさ別失敗しないベビーベッドの選び方
はじめての出産準備をしていく中で、『ベビーベッドの大きさ』に関する疑問は誰しもが悩むポイントかと思います。経験のない方はベビーベッドと聞くと一見すごく小さいものを想像するパターンが多いと思いますが、当社のお客様でも実際にお届けしてみると、『想像より大きい』という声が多く聞かれます。ご利用前のお問い合わせの中でも大きさに関するご質問をたくさんお受けします。
ここでご紹介する通りにベビーベッドの大きさを選んでいただければ、はじめての方でもぴったりの大きさを選ぶことが出来ます。年間で約2万件のベビーベッドレンタルをご利用いただいている当社ならではのポイントで、ぴったりな大きさをご提案させていただきます。
記事本文では、定番的な2サイズに絞って、お部屋やシチュエーション、赤ちゃんの月齢に応じて、具体的な選び方をご提案いたします。また、必ず一緒に利用するベビー布団とベビーベッドの大きさに関する注意ポイントや、その他の大きさにまつわる疑問にお答えしていきます。この記事を読み進めて頂くと、後悔しない大きさを選択できるようになります。
1. ベビーベッドの大きさは色々あるけど、定番2サイズはこちら!
ベビーベッドの大きさは、海外製品やレンタル専用品、簡易タイプのものまで含めると10種類以上ありますが、定番のサイズは以下にご紹介する「標準サイズ」「ミニサイズ」の2種類です。 |
ベッドの高さ | 内径(幅×奥行) | 外径(高さ×奥行×幅) |
標準サイズ(レギュラー) | ||
ハイタイプ | 120×70 cm | 116×78×125 |
ロータイプ | 86×80×125 | |
ミニサイズ | ||
ハイタイプ | 90×60 cm | 116×68×95 |
ロータイプ | 89×72×95 |
1-1. 可能な限りこのサイズにしたい!標準サイズ(レギュラー)
ベビーベッドの標準サイズ(レギュラー)は内径120×70センチの物が一般的です。ご利用場所でスペースの制約がない場合などは、こちらのサイズをお選びいただければ間違いありません。特に里帰り先での利用ではなく自宅でご使用の場合は、できる限りこのサイズをおすすめします。ミニサイズの場合、寝返りや、つかまり立ちをし始めると急に狭く感じます。
SG基準では『出生後24ヶ月以内の乳幼児が使用するもの』とされておりますが、レギュラーサイズより小さいサイズの場合は、2歳までは使用できない場合が多いです。1歳(1年間)以上の使用を予定されている場合は、このサイズが最適です。布団については別の項目で触れますが、市販のベビー布団の敷ふとんは標準サイズ(レギュラー)内径120×70センチの商品が一番多く、種類もたくさん有るので好みの布団が見つかる可能性が高いサイズとなります。
1-2. スペースに限りが有るときは!ミニサイズ
お部屋のスペース等の関係で標準サイズ(レギュラー)が設置できない場合や、里帰り出産時のみの利用などは他のスペースを有効に使えるミニサイズを選びましょう。
赤ちゃんの両親がベッドで就寝している場合、寝室に大人用のベッドとベビーベッドを並べて設置する場合がありますが、標準サイズ(レギュラー)のベッドですと設置が難しい場合がございます。また、設置できたとしても、クローゼットが開かないですとか、ベビーベッドの収納スペースが使用できない等の問題が発生する場合があります。
ミニサイズのベッドであれば、スペースに余裕がなくても設置できる場合もありますので、設置予定の場所を実際にメジャーで測って、ベッドを置いた場合の動線も含めて検討した上で準備して下さい。
※ミニサイズは利用期間が短い場合であっても、赤ちゃんの月齢が6ヶ月を越えている場合は不向きです。
- 今回の定番サイズにつきましては、赤ちゃんの就寝スペース(内径)を元に説明しましたが、実際の設置に関しましては、ベビーベッドの外径(外寸)を元に設置場所の確認をお願いします。外径は商品の種類やデザインによって大きく異なりますので、注意が必要です。
- 最近のベビーベッド扉はスライド式の上下開閉タイプの商品が多くなっておりますが、商品によっては手前に倒れてくるタイプの開閉方法を採用している場合もございます。そのタイプの場合はベッドの外径以上のスペースが必要となりますので、扉の開閉方法も確認の上、サイズの検討をして下さい。
2. ベビーベッドとベビー布団(敷ふとん)は必ず大きさ(サイズ)を揃えましょう!
ベビーベッドがレギュラーサイズで、ミニ布団は使えるのか?逆にミニサイズのベッドでレギュラーサイズの布団は使えるのか?こちらも頻繁に頂くご質問の一つです。
2-1. ベビーベッドがレギュラーサイズで、ミニ布団は使えるのか?
一つ目の疑問ですが、サイズ的には入りますが絶対に避けて下さい。大は小を兼ねる的なお考えで問題なさそうに思われますが、生まれたばかりの赤ちゃんは思うように自分の体を動かすことが出来ません。敷ふとんとベッドの床板に隙間が発生すると、その隙間に挟まって身動きが取れなくなってしまう危険がございます。赤ちゃんは昨日まで動けなくてもあっという間に成長します。ベッドとマットに絶対に隙間が出来ないようにベッドメイキングして下さい。
2-2. ミニサイズのベッドでレギュラーサイズの布団は使えるのか?
2つ目の疑問ですが、こちらもほとんど無理です。現在、販売されているベビー布団セットの敷ふとんは固綿を使用しているものがほとんどです。この固綿の敷ふとんを折り曲げてベッドにセットすることは出来ません。無理にセットしようとすると、段差ができて危険です。また、掛ふとんや肌掛け布団もだいぶ大きくなってしまいますので、できるだけ専用のサイズを用意しましょう。
海外製のベビーベッドですが、日本製品とサイズが違う場合があります。日本で市販されている布団セットとサイズが合わない等のトラブルが考えられますので、注意が必要です。
★以上のような理由でベビーベッド(内径)とベビー布団(敷ふとん)は大きさを必ず揃えて使いましょう。
3. ベビーベッドの大きさにまつわるいろいろな疑問を解決
ここでは、大きさに関して寄せられたご質問について、回答していきます。
3-1. ベビーベッド高さはハイタイプがおすすめ!
おすすめはハイタイプのベッドです。
当社のお客様が直近1年間でご利用頂いたタイプ別の状況ですと、レギュラーサイズはハイタイプが67%、ロータイプが33%でミニサイズはハイタイプが89%、ロータイプが11%となっております。使用期間が比較的短いミニサイズは圧倒的にハイタイプが人気です。
次項で各高さの特徴を説明いたします。
3-1-1. ハイタイプベッド(ベッド自体の高さが110センチ前後)
以前は立ちベッドタイプと言われていたベッドです。使用する大人側から見て『立って世話が出来る』タイプのベッドです。産後腰痛などでお悩みのママは腰をかがめずにオムツ替えや着替えなどが出来るため人気があります。また、上に兄弟がいる場合やペットなどから遠ざけたい場合などはこちらがおすすめです。
床板(赤ちゃんが寝る高さ)は床から70センチ前後の物が多く、出産直後はお世話の面で非常に便利ですが、赤ちゃんがつかまり立ちをしそうになる時期には、ベッドからの転落を防ぐために、床板を低い位置に変更する必要があります。その場合はハイタイプベッドの特徴である、立って世話が出来る利点はなくなってしまいます。また、大人のベッドの横に設置する場合、両親がベッドに横になると、赤ちゃんが寝る位置より大人の寝る位置が低くなるため、両親が寝ている状態のままですと、赤ちゃんの様子が見づらくなってしまう可能性があります。
3-1-2. ロータイプベッド(ベッド自体の高さが85センチ前後)
3-2. 里帰り出産時の最適サイズはハーフサイズ!
このサイズは市販されておりませんので、ご利用時はレンタルのみのご利用となります。
3-3. 自家用車に積んで移動できるの?
一般的なベビーベッドであればレギュラーサイズであってもセダンタイプの自家用車に載せられる可能性が高いです。おおよそのベビーベッドは収納棚付きのタイプの場合、解体すると6枚のパネルに分解できます。紐などで縛らずに後部座席付近に積載すれば移動可能です。その場合後部座席に人は乗れません。また、組み立てが簡単なタイプのベッドは細かく解体が出来ない場合が多いので、載せられない可能性が高いです。
▲トヨタプリウスの後部座席の写真。標準サイズ(ハイタイプ)のベッドを解体して載せた写真。
※何かで固定しないと、ブレーキを掛けたときなどに倒れてきますので、注意して下さい。
3-4. 宅配で発送することは可能なの?
ページ冒頭でもご説明しましたが、ベビーベッドは想像より大きいものになります。解体して箱に詰めても220~240サイズ程度の大きさになります。引き受け可能な宅配会社が少なく(クロネコヤマト宅急便やゆうパックは受け付けていません)送料も高額になります。
また、元々入っていた梱包箱が残っていれば問題ありませんが、処分してしまった場合はこの大きさの箱をご自身で用意することは非常に困難かと思われます。クロネコヤマトの家財引越便で梱包も含めて依頼することも出来ますが、先程の送料より更に高額になります。
以上のような理由により宅配でお送りする事は出来ますが、あまりおすすめ出来ません。
3-5. 使い終わったあとの収納は?置き場所は?
ベビーベッドを使い終わったあとですが、置き場所や処分などで困ってしまうケースがあります。
お友達やご親戚から借りた場合は返却すれば済んでしまいますが、購入した場合や、譲り受けた場合などは、しまっておくか処分するしかありません。
自治体によっては収集して処分出来る場合もありますが、費用がかかります。自宅で保管する場合も、広い納戸があれば保管が可能ですが、アパートやマンションなどの場合十分な保管スペースがないケースが多いかと思います。
その点レンタルであれば保管の必要がなく、使い終わったら返却できますので非常に便利です。お友達やご親戚から借りた場合は、お礼の事や、傷や汚れをつけないように使用するなど、何かと気を使う事も多くなります。気兼ねなく利用できるレンタルも検討してみてはいかがでしょうか。
4. まとめ
ベビーベッドの大きさについて説明させていただきました。限られたスペースで効率的に赤ちゃんのスペースを確保したいとお考えの方が多いと思います。ご検討の場所は色々有るかと思います。場合によってはベビーベッドの使用自体をお悩みの方も多いと思いますが、何より大切なのは赤ちゃんの安全スペースを確保する事です。ホコリがたくさん舞う床や、不安定なソファー等ではなく、赤ちゃんにとって安全で快適なベビーベッドのご利用をおすすめいたします。
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