【平均9ヵ月】ベビーベッドはいつまで？短くても必須の理由

「ベビーベッドはいつまで使えるの？使う期間は短いなら買いたくない…」

出産準備品のなかでも、ベビーベッドは安いアイテムではありません。
だからこそ、「短い期間しか使わないなら、購入するのはもったいない」「わざわざ用意しなくてもいいのでは？」という気持ちになりますよね。

私たちベビー用品のレンタル・販売を行うナイスベビーでは、ベビーベッドのレンタル期間で最も多く選ばれているのは9ヵ月です。

たしかに、使用期間が9ヵ月だと、ほかのベビー用品と比較すると決して長くはありませんよね。

しかし、たとえ使用期間が短くても、赤ちゃんの安全を最優先に考えるなら、ベビーベッドは用意しておくことを強くおすすめします。

この記事では、ベビーベッドが使える期間や、用意すべき理由、そしてレンタルという選択肢もご紹介します。

最後までお読みいただくと、ベビーベッドを用意するかどうか、ご自身にとって最適な判断ができるはずです。赤ちゃんに最適な環境を整えるためにも、ぜひ参考にしてください。

1.ベビーベッドは大体9～10ヵ月まで使える！

冒頭でもお伝えしたように、ベビーベッドは大体9～10ヵ月まで使う人が多い傾向にあります。

ただし、ベビーベッドがいつまで使えるかは、赤ちゃんの個性や成長スピード、ベッドの種類などによって大きく異なるので注意が必要です。

ここでは、ベビーベッドが使える期間について詳しく解説していきます。

1-1.ベビーベッドのレンタル期間で多いのは9ヵ月

ベビー用品のレンタル・販売を行うナイスベビーでは、ベビーベッドのレンタルで最も多く選ばれている期間は9ヵ月となっています。

この9ヵ月頃というのは、一般的に赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期と重なります。

つかまり立ちができるようになると、ベビーベッドの柵を乗り越えなくても転落してしまう恐れがあるため、床板を一番の下の位置まで下げなくてはいけません。

赤ちゃんのお世話をするには、屈む姿勢が多くなり、どうしても体に負担がかかります。 「腰や膝が痛い」「いちいち屈むのが面倒」とベビーベッドの利用に不便さを感じることが増えるでしょう。

これらの理由から、赤ちゃんのつかまり立ちのタイミングで、ベビーベッドを使わなくなる人が多いと推察できます。

1-2.一部のママは12ヵ月使うことも

なかには、ベビーベッドを12ヵ月使うママもいます。

標準サイズのベビーベッドは、新生児から生後18ヵ月または24ヵ月使えるようにできており、現実的には十分可能です。

内寸	外寸	使用月齢
標準サイズ
120×70cm	125～127×74～82cm	誕生～18ヵ月もしくは24ヵ月
小型サイズ
100×63cm	104～106×68～71cm	誕生～12ヵ月
ミニサイズ
90×60cm	95～96×66～72cm	誕生～12ヵ月
ハーフサイズ
70×60cm	75～68cm	誕生～3か月
※外寸サイズ、使用月齢は各商品により異なるため各商品をご確認ください。

ベビーベッドを12ヵ月使う家庭は、ベビーベッドを置く十分なスペースがあることが考えられるでしょう。

標準サイズのベビーベッドは、ダイニングテーブルと同じくらいの大きさがあります。

一般的に、ベビーベッドを置く十分なスペースがあれば長く使いやすく、置き場所に困る場合は、早めに使用をやめる傾向があります。

1-3.赤ちゃんが寝てくれないと1日で使用終了！？

残念ながら、ベビーベッドをまったく使わない赤ちゃんもいます。
それは、「ベビーベッドで寝ない赤ちゃん」です。

ママの抱っこや添い寝でないと寝られないタイプの赤ちゃんもいます。
先輩ママのなかには、「抱っこしている間は気持ちよさそうに眠っていたのに、ベビーベッドに置いた途端に起きてしまった」という経験をした人も少なくありません。

まるで背中にスイッチがあるかのように、敏感に反応してしまうタイプの赤ちゃんは、ベビーベッドをまったく使わないことがあります。

ベビーベッドで寝るかどうかは、赤ちゃん次第で、実際に使ってみないことにはわかりません。
まったく使わない可能性がある以上、高価なベビーベッドをいきなり購入するのはリスクが高いといえるでしょう。

2.使用期間が短くてもベビーベッドは用意すべき3つの理由

ベビーベッドの使用期間は9～10ヵ月と比較的短いことから、「用意しなくても大丈夫そう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、赤ちゃんの安全を最優先に考えるなら、ベビーベッドは絶対に用意すべきです。
ベビーベッドは単に赤ちゃんが眠るための場所ではなく、赤ちゃんの命を守るために重要な役割を持つアイテムの1つだからです。

ベビーベッドを使うことで、以下の3つのリスクを減らし、予防することができます。

上記3つのそれぞれの内容や、そのほかのメリットについて説明していきます。

2-1.理由（1）就寝時の窒息を防げる

ベビーベッドを使うことで、赤ちゃんの就寝時の窒息を予防することができます。
赤ちゃんの就寝時の窒息は、以下のようなシチュエーションで起こるからです。

掛布団などの寝具が、赤ちゃんの顔を覆ってしまう 家族が寝返りを打ったときに、赤ちゃんを押しつぶしてしまう ベッドと壁の隙間などに、赤ちゃんが挟まれてしまう

上記は、ベビーベッドを使わず、赤ちゃんと添い寝したことによって起こりうる事故です。

消費者庁では、0歳児の不慮の事故死で最も多いのが「就寝時の窒息」と公表しています。

出典：平成28年 消費者庁 子供の事故防止関連｢人口動向調査｣調査票分析　～事故の発生傾向について～

特に、首がまだ座っていない生後5ヵ月頃までは、赤ちゃんは自分で顔を動かすことができないため、窒息のリスクが高くなります。

ベビーベッドを使うと、赤ちゃんだけの空間がきちんと確保されるので、窒息事故のリスクを最小限に抑えることができるのです。

2-2.理由（2）転落事故を防げる

ベビーベッドを使うと、赤ちゃんの転落事故の予防になります。

周囲が柵で囲まれており、寝返り程度では落下しない構造になっているからです。

あなたが想像するよりも遥かに、赤ちゃんは成長するにつれて、寝返りやつかまり立ちなど、活発に動くようになります。

予想外の動きをすることもあり、大人用のベッドやソファで寝かせて少し目を離しただけでも、取り返しのつかないことになる可能性もあるのです。

実際に、2015～2020年までの子どもの転落事故報告を見ると、大人用ベッドから転落する0歳児の多さが目立ちます。

出典：消費者庁「0～1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」

大人用ベッドは高さがあるため、仮に赤ちゃんが転落した場合、重大なケガにつながる恐れがあります。
赤ちゃんは骨や内臓も未発達のため、転落による影響を受けやすいからです。

消費者庁の調査でも、0～1歳児の転落事故では頭部への受傷が最も多く、頭がい骨骨折や脳挫傷など、重篤な後遺症が残るケースや、最悪の場合は命にかかわることもあるとしています。

そのため、消費者庁では、「満2歳になるまではできるだけベビーベッドに寝かせる」ことを推奨しています。

2-3.理由（3）誤飲を防げる

ベビーベッドは、赤ちゃんの誤飲リスクを減らす有効な手段の1つです。

生まれたばかりの頃は眠っているだけだった赤ちゃんも、生後5ヵ月頃から行動範囲が広がります。
生後10ヵ月頃までに周囲のものに興味を持ち始め、手にしたものを口に入れようとするのです。

どんなに丁寧に掃除をしていても、床には大人が気づかないうちに小さなゴミや異物が落ちていることがあります。床に直接布団を敷いて寝かせると、赤ちゃんがそれらを誤って口に入れる可能性があるのです。

上の子がいるご家庭こそ！ベビーベッドがおすすめの理由 上の子がいるご家庭では、ベビーベッドの使用を強くおすすめします。 特に、上の子がまだ幼い場合、小さなおもちゃやお菓子などを床に落としてしまうことがよくあるからです。 こうした小さなものが、手にしたものを何でも口に入れる赤ちゃんにとって大きな危険となります。 家事や育児をしながら、床に危険なものがないか常にチェックするのは、とても大変です。 ベビーベッドがあると、赤ちゃんの手の届く範囲を限定できるので、誤飲のリスクを減らすことができます。

他にもメリットがたくさん！

ベビーベッドは赤ちゃんの安全を確保する以外にも、育児をする上でさまざまなメリットがあります。
これまでご紹介した事故を防ぐだけでなく、アレルギー対策やお世話の負担軽減に役立ちます。

1.アレルギー対策になる 2.お世話が楽になる

3.ベビーベッドの「購入／レンタル」を判断するポイント

ベビーベッドの必要性がわかると、購入とレンタルのどちらがいいのか悩みますよね。

たとえば、以下のベビーベッドの場合、通常購入価格の3分の1程度の価格で、半年間レンタルすることができます。

らくらくダブルドア標準型ベビーベッド
通常販売価格	56,650円
2週間	8,580円
1ヵ月	9,790円
2ヵ月	10,560円
3ヵ月	11,110円
6ヵ月	13,200円
9ヵ月	15,290円
※1ヶ月延長料金	2,750円

レンタルはこちら

上記の商品だと、仮に1年間レンタルしても、購入するより3万円以上安いです。

とはいえ、「赤ちゃんに使うものだから、コスパだけでは決められない…」と思われる方も多いでしょう。

購入・レンタルのどちらを選ぶかは、ご家庭の状況や考え方、ライフスタイルによって異なります。

ここでは、「購入がおすすめのケース」「レンタルがおすすめのケース」をそれぞれご紹介します。
これらの情報を参考に、ご家庭にとって最適な選択をしてください。

3-1.購入がおすすめのケース

以下に当てはまるなら、自力での組み立て・解体を行い、お金をかけてでも購入すべきです。

インテリアに調和するものがよい 他人の使ったものに抵抗感がある 2人目を考えている 家が広い

また、レンタル品は殺菌・消毒されているものの、新品ではないため、衛生面が気になる方もいらっしゃるかもしれません。特に中古品に抵抗がある方は、新品を購入することをおすすめします。

3-2.レンタルがおすすめのケース

以下に当てはまるケースの方は、レンタルがおすすめです。

できるだけ費用を抑えたい 赤ちゃんが気に入るか試してみたい 使用期間が短い 処分に手間をかけたくない 収納スペースがない

レンタルは使用後に返却するだけでよいので、処分の手間がかかりません。
特に、「使うかわからない」「使っても1歳までかな」と考えている方には、レンタルがおすすめです。

4.ベビーベッドのレンタルは「ナイスベビー」がおすすめ

ベビーベッドがレンタルできる会社はたくさんあり、「どの会社がいいの？」と悩みますよね。
ベビーベッドのレンタルを考えているなら、当社ナイスベビーがおすすめです。

ここでは、ナイスベビーがおすすめの理由を3つご紹介します。

ナイスベビーがおすすめの3つの理由

新品＆除菌！衛生面が気になるママも安心のメンテナンス 豊富な品揃え！こだわりの商品のなかから選べる 汚れや破損に対応！「レンタルあんしんサポート」付き

さらに、ナイスベビーのレンタル商品を見たママたちの感想もお伝えします。
ベビーベッドのレンタルで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。

4-1.新品＆除菌！衛生面が気になるママも安心のメンテナンス

ナイスベビーのベビーベッドを実際に見たママたちは、「とてもきれい」「想像以上」「これってレンタル品ですよね？（笑）」と大好評でした。

赤ちゃんの肌に直接触れるものだからこそ、ナイスベビーでは徹底的にメンテナンス！衛生面に自信があるからこそ、安心してお使いいただけます。

ナイスベビーのメンテンナス技術（洗浄・殺菌方法など）は、以下のリンクよりご確認いただけます。

4-2.豊富な品揃え！こだわりの商品のなかから選べる

ナイスベビーでは、里帰りなど短期間の利用にぴったりなタイニーサイズから、長く使える標準サイズまで、幅広いサイズのベビーベッドをご用意しています。

安全性と使いやすさを重視して、厳選した商品のみ取り扱っているため、ご家庭に最適のベビーベッドが見つけやすいでしょう。

ナイスベビーでは、お客様がベビーベッドを選びやすいように、商品ページに以下を記載しています。

商品の詳細情報 商品のスペック 実際に利用したお客様のレビュー

豊富なサイズ展開・種類のなかから、赤ちゃんにぴったりのベビーベッドをぜひ見つけてください。

4-3.汚れや破損に対応！「レンタルあんしんサポート」付き

レンタル品は、「汚したり壊したりしてしまったらどうしよう…」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

ナイスベビーでは、そんなお客様の不安を解消するため、「レンタルあんしんサポート（ナイスベビー無料保証サービス）」を提供しています。

万が一、レンタルした商品を汚したり破損させてしまったりしても、追加料金はいただきません。
状況によっては、商品を無料で交換することも可能ですので、安心してご利用いただけます。

ナイスベビーの「レンタルあんしんサポート」とは？

ナイスベビーでは、レンタルについての相談・無料保証サービスを提供しています。 ベビー用品に関する疑問や相談：オペレーターがお客様の状況に合わせた商品を案内 レンタル期間中の商品の汚してしまった：そのまま返却OK レンタル期間中に商品を壊してしまった：レンタル期間中は無料で交換や修理が可能 レンタルあんしんサポートについては、以下のリンクよりご確認いただけます。 ※無理な使い方はせずに正しい使用方法をお守りください。 ※同一商品が欠品中の場合は代替え品、往復送料につきましてはお客様ご負担となります。 ※一部対象外のレンタル商品もございます。 ※部品、説明書等の紛失の場合には実費を頂戴いたします。

5.まとめ

この記事では、「ベビーベッドはいつまで使えるの？」と気になっている方に向けて、ベビーベッドの使用期間について詳しく解説しました。

当社ナイスベビーでは、ベビーベッドのレンタル期間は、赤ちゃんがつかまり立ちを始める9ヵ月が最も人気です。

しかし、赤ちゃんの成長スピードや睡眠スタイルは個人差が大きく、12ヵ月使うご家庭や、ベビーベッドでまったく寝なくて1日で卒業してしまうご家庭もあります。

使用期間が短いと、「用意しなくてもいいかも」と思うかもしれませんが、赤ちゃんの安全を考えるとベビーベッドはやはり必要です。

ベビーベッドが必要な理由3つ

就寝時の窒息を防げる 転落事故を防げる 誤飲を防げる

ベビーベッドの必要性がわかると、購入するかレンタルするか迷いますよね。
以下に、購入・レンタルのおすすめケースをまとめましたので、判断の参考にしてください。

購入がおすすめのケース

インテリアに調和するものがよい 他人の使ったものに抵抗感がある 2人目を考えている 家が広い

レンタルがおすすめのケース

できるだけ費用を抑えたい 赤ちゃんが気に入るか試してみたい 使用期間が短い 処分に手間をかけたくない 収納スペースがない

購入は長く使えるというメリットがありますが、コスパや手軽さを重視するならレンタルがおすすめです。

当社では、衛生面が気になるご家庭でも安心してご利用いただけるよう、独自の技術で徹底したメンテナンスを行っています。ベビーベッドのレンタルについて検討されている方は、お気軽にご相談ください。