ベビーシート徹底比較!新生児期に使ってほしいチャイルドシート6選

ベビーシート徹底比較!新生児期に使ってほしいチャイルドシート6選

『ベビーシート』とは、生まれたばかりの赤ちゃんが使用する持ち手のついたチャイルドシートのこと。持ち運びができることから「キャリータイプ」とも呼ばれています。

ベビーシートの多くは、生後すぐから1歳頃までの使用期間となり、小さな赤ちゃんに特化した構造が特徴です。未熟な体を守るために進行方向に対して後向きで取付け、45度の角度に背もたれを保つように装着するのが一般的です。
赤ちゃんを乗せたまま、取り付けたり取り外したり簡単にでき、寝ている赤ちゃんを起こさずに車から家へ、家から車へスムーズに移動することができます。

今回は、ナイスベビーで取り扱っているレンタルのベビーシートについて詳しく解説していきます。おすすめの6選をピックアップしてそれぞれの特徴を解説、比較表も作成しましたので、商品選びの際には是非参考にしてください。
後半ではお得なレンタルパックについても紹介していますので、最後までお付き合いくださいね!

それでは一緒にみていきましょう!

1. 乳児期ならではの機能を搭載!ベビーシートの特徴を解説

ベビーシートは小さな赤ちゃん専用のチャイルドシート。持ち手が付いているため「キャリータイプ」とも呼ばれています。
チャイルドシートとして使用する以外にも、異なる用途で使うことができ、様々なシーンでの活躍が期待できます。乳児期ならではの多様な使い方ができる、その特徴について解説していきます。

1-1. 赤ちゃんを起こさず移動できる

ベビーシート

ベビーシートの一番の利便性と言えば、眠っている赤ちゃんを起こさずに移動することできる、ということでしょう。

車で眠ってしまった赤ちゃん、起こしたくないですよね。抱きあげたら起きてしまい、家に戻ってまた寝かしつけからやり直し、これが通常のパターン。
それがキャリータイプなら、ベビーシートごと取り外して赤ちゃんを家の中まで移動できるので、起こしてしまうことがありません。

逆もしかり。

お出かけ前に家の中でベビーシートに乗せて寝かしつけたら、そのまま車へ移動して設置。
ママは何度も寝かしつけする必要もなく、赤ちゃんも都度起こされることもなく、お出かけがとっても楽になります。

1-2. 用途を変えて様々なシーンで活躍できる

ベビーシートの特長としてもう一つ、多機能であることチャイルドシートとしてだけではなく、用途を変えた様々な使い方があります。

例えば、家の中では赤ちゃんをあやすためのロッキングチェアとして使ったり、外出先では赤ちゃんの居場所としてベビーチェア代わりに。また、ベビーカーとドッキングできるものであればベビーカーとしても活躍します。
これ1台で何役もこなせる万能選手なのです。

キャリータイプ

1-3. ベビーカーにドッキングできる

アイレベル

ベビーシートをベビーカーにドッキングさせて使えるトラベルシステム
ベビーカーは通常生後1ヶ月以降からの使用となりますが、トラベルシステムなら生後すぐからベビーカーを使用することが叶います。

トラベルシステムの便利なシーンとしては出産退院時。
産院へベビーカーとベビーシートを運び、病室で赤ちゃんをベビーシートに乗せます。ベビーシートをベビーカーにドッキングさせて駐車場へ。赤ちゃんを乗せたままベビーシートを車に取り付ける。
赤ちゃんは病室から一度も起こされることなく自宅へ行くことができます。生まれたての赤ちゃんを抱いて歩くこともなく安全に安心して移動できます。

【注意!!】
ベビーシートはメーカーによっても製品ごとに使用可能な体重、または身長が設定されていますので、安全の為には必ず適切なベビーシートを選んでください。

2. ベビーシートを選ぶ際に重要な固定方法

ベビーシートには2通りの固定方法があります。
台座(ベース)を使わず、車の座席に直接ベビーシートを置いてシートベルトを巻きつけて固定する方法。
もう一つは、専用のベースを設置して、その上にベビーシートを固定する方法。
ベースを使用する場合、ベースの固定方法として、「シートベルト固定」「ISOFIX(アイソフィックス)固定」があります。

ベースを設置した方が、ベビーシートをカチャっと乗せるだけなので、乗せ降ろしは楽にできます。
シートベルトを直接巻き付ける方法も簡単なので、どちらにするかは使い勝手の良い方を選べばよいと思います

ベースを設置する際は、使用する車が「ISOFIX固定」対応か必ず調べましょう。対応していない車であれば「シートベルト固定」を選ぶようにしてください。。中にはベースがないと取り付けできないベビーシートもありますので、設置条件をよく確認しましょう。

2-1. 本体を直接シートベルトで固定する

ベビーシートがお手軽なのは、ベースを使わず車の座席に直接置いてシートベルトで固定できること。
車の乗せ換え頻度が高いご家庭などにはとても便利です。例えば、実家の車でも使うことが多い場合、ベースごと乗せ換えるのが面倒であれば、ベビーシートだけ乗せてシートベルトで直接固定することもできます。
ほとんどの車に取り付け可能な固定方式なので、車種を選ばず設置できるのも便利なポイントですね。

ベビーシート

2-2. ベース設置して本体を固定する

ベースを設置してその上にベビーシートを固定する方法は、まず、ベースを座席に設置します。
「シートベルト固定」「ISOFIX固定」がありますので、使用される車がどのタイプなのか必ず事前にご確認ください。固定方法によりベースが異なるもの、1つベースで両方の固定方法ができるものがあります。

2-2-1. ベースをシートベルトで固定

ベビーシートベース

ベースにシートベルトを通し、車両タングプレートを車両バックルに「カチッ」と音がするまで差し込みます。シートベルトに弛みがないように引っ張りしっかりと固定します。
固定されたベースの上に、ベビーシートを乗せて取り付けます。

2-2-2. ベースをISOFIX(アイソフィックス)で固定

ベビーシートベース

シートベルトを使わずに取り付けが可能な固定方法です。車の座席に取り付けられたISOFIXアンカーにベビーシートのコネクターをしっかり差し込み固定します。
固定されたベースの上に、ベビーシートを乗せて取り付けます。

3. ナイスベビーの一押しベビーシート6選

ベビーシート

ナイスベビーでは数種類のベビーシートをご用意していますが、その中から一押しの6点をピックアップしました。実際に筆者が触ってみた感想も交えながら、それぞれの特徴を解説していきますので、参考にしてください。

スマートキャリー

スマートキャリー

メーカー 日本育児
対象月齢 誕生~15ヵ月頃まで
レンタル料金 【1ヵ月】4,070円【2ヵ月】4,620円【3ヵ月】5,170円【5ヵ月】5,940円【6ヵ月】6,490円
ナイスベビーでも人気の高いスマートキャリー。
1ヵ月レンタルで4,070円、半年でも6,490円と、ピックアップした6点の中では一番リーズナブル。ベースを使用しないのであればかなりお得にレンタルすることができます。
ベースはオプションでISOFIXベースかシートベルトタイプが選べます。

本体は軽く持ち運びしやすい重さです。シートもクッションも付属されて小さな赤ちゃんにも安心です。
シート内の作りが6点の中では一番コンパクトなので、大きめの赤ちゃんや成長して大きくなってきた赤ちゃんには手狭に感じるかもしれません。赤ちゃんを乗せたまま肘にかけて持つと、グリップが細目のせいか肘へ負担がかかる印象を受けました。
juva(ジュバ)

juva

メーカー ジョイー
対象月齢 誕生~1歳頃まで(体重13kgまで)
レンタル料金 【1ヵ月】6,050円【2ヵ月】6,710円【3ヵ月】7,480円【5ヵ月】8,910円【6ヵ月】9,460円
レンタルではベースがセットになっているタイプで一番の低価格。シートベルト・ISOFIX兼用ベースなので、車種問わず使えて車の乗せ換え時もとても便利です。お手軽感からもナイスベビーではとても人気の高いアイテムです。

デザインはカジュアルでスポーティー。無駄を完全にそぎ落としたシンプルな作りなので、赤ちゃんを乗せても軽く楽に持ち運べます。その分、インナークッションにおいてはクッション性に欠けるため、生まれて間もない赤ちゃんには少し心持てない気もします。ただし、暑い季節には使いやすいと思います。

持ち運びの感覚は、グリップ部分が細めのつくりのため、赤ちゃんを乗せた状態では少し持ちにくさを感じましたが、商品自体が軽いので小さな赤ちゃんの持ち運びにはとても便利な商品でしょう。
レーマーベビーセーフSHR2

SHR2

メーカー レーマー
対象月齢 誕生~15ヵ月頃まで
レンタル料金 【1ヵ月】7,150円【2ヵ月】7,810円【3ヵ月】8,580円【5ヵ月】10,010円【6ヵ月】10,560円
ナイスベビーでは不動の人気を誇る、ベビーシートと言えばコレ!と言っても過言ではない王道ベビーシート。 ベビーシートの代表格「レーマー」の商品で、信頼性の高い安心・安全のブランドです。

赤ちゃんを守る全方向衝突対応シェル、そして側面衝突対応大型パットが装備され、小さな赤ちゃんを安心して乗せることができます。ゆったり設計なので、大きい赤ちゃんにはオススメしたい商品です。 ベースはISOFIXのみため、ISOFIX非対応車種の場合は、ベビーシートに直接巻き付けて設置します。ベースはオプションでレンタルが可能です。また、ナイスベビーのレンタルベビーカー「ビーアジャイル」とドッキングが可能。トラベルシステムとしてもご使用いただけます。

持ってみた感触としてはかなりの重さがあり、赤ちゃんが乗っていない状態で持ってもずっしりとしています。グリップは厚みがあり、重さもある分、持ち運びの安定感もしっかりしています。小柄なママには扱いにくいと思いますので、持ち運びはパパにお願いしてくださいね。
PIPA(ピパ)

PIPA

メーカー nuna(ヌナ)
対象月齢 誕生~12ヵ月頃(体重13kgまで)
レンタル料金 【1ヵ月】7,700円【2ヵ月】8,360円【3ヵ月】9,130円【5ヵ月】10,560円【6ヵ月】11,110円
デザイン性と安全性、機能性を兼ね備えたPIPA。肌ざわりの良い大きな幌が付いて赤ちゃんをすっぽり包み込んでくれます。 レンタルではISOFIXとシートベルト兼用ベースがセットになっているので、どんな車にも設置できて乗せ降ろしも手軽にできて安心です。

他のベビーシートのようにグリップに丸みがなく四角い作りですが、手にした感触はしっかりとフィットしてかなり持ちやすい感触です。赤ちゃんを乗せても安定感バツグンでした。
幌にはしっかりとした厚みがあり、今回紹介する6種類の中でも1番しっかりしています。通気性に優れた大きな幌が赤ちゃんを足元まですっぽり包み込み、日差しやエアコンの風からしっかりと守ってくれる印象でした。
スムーヴTS インファントカーシート

スムーヴTS

メーカー アップリカ
対象月齢 体重2.5kg~13kgまで(12ヵ月頃まで)
レンタル料金 【1ヵ月】8,250円【2ヵ月】9,900円【3ヵ月】11,000円【5ヵ月】12,100円【6ヵ月】13,200円
今回紹介する6種の中でも1番軽い2.6kg。かなり軽量なので赤ちゃんを乗せても移動がとても楽にできます。 シートは赤ちゃんが自然な姿勢でいられるゆったり設計で、素材は赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンを使用しているのも嬉しいポイント。トラベルシステムにも対応しているのでお出かけの時にもとても便利です。

レンタルではシートベルト・ISOFIX兼用ベース付きなので、汎用性も高くとても便利です。 幌はグリップにファスナーでくっついている為、持つ際に幌とグリップの間の隙間が狭いので腕が入れにくいですが、グリップには合皮が巻かれている為持ちやすさはバツグンでした。
軽さ重視の方に一押しのベビーシートです。
i-Level(アイレベル)

メーカー ジョイー
対象月齢 新生児~13kg(15ヵ月頃まで)
レンタル料金 【1ヵ月】8,250円【2ヵ月】9,350円【3ヵ月】10,450円【5ヵ月】12,100円【6ヵ月】13,200円
史上初のリクライニングができるベビーシート。最大150度までの3段階でリクライニングが可能。 しっかりとした厚みのクッションで赤ちゃんの全身をしっかりと守ります。 また、ヘッドレストと肩ベルトが連動しているので、ベルト調整がすごく楽にストレス無く行えます。

取り付け方法はISOFIX固定のみ。レンタルではベビーシートに付属しています。本体のみでもシートベルトでは取り付けはできません。

安全性を重視した構造でクッションの厚みなど、今回の6種類の中では一番重量があります。持ち運ぶにはかなり重さがありますので、持ち運びはパパ担当がおすすめです。 重さはありますが、新生児期の使用における安全性、安心面ではナンバーワンのベビーシートです。

4. レンタルベビーシート6選比較表

前章で紹介したナイスベビーのレンタルベビーシートを比較表にまとめました。ご家庭に合うベビーシート選びに是非ご活用ください。

商品名 スマートキャリー ジュバ SHR2 ピパ スムーヴTS アイレベル
商品 スマートキャリー juva SHR2 PIPA スムーヴTS i-Level
本体重量 3.5kg 2.9kg 4.2kg 3.95kg 2.6kg 4.9kg
対象 誕生~15ヵ月頃まで 誕生~1歳頃まで(体重13kg) 誕生~15ヵ月頃まで 誕生~1歳頃まで(体重13kg) 体重2.5kg~13kgまで(1歳頃) 新生児~13kg(15ヵ月頃)
レンタル6ヵ月 6,490円 9,460円 10,560円 11,110円 13,200円 13,200円
ベースなし固定 ×
ベースあり固定 シートベルト専用ベース
ISOFIX専用ベース
シートベルト・ISOFIX兼用ベース ISOFIXベースのみ シートベルト・ISOFIX兼用ベース シートベルト・ISOFIX兼用ベース ISOFIXベースのみ
リクライニング × × × × × 3段階
トラベルシステム × ○(ナイスベビー取扱有)

5. 大人気!お得なプラン「借りて買って」

借りて買って

ベビーシートは小さい赤ちゃん専用で、約1歳頃になるとチャイルドシートに移行する必要があります。
短い期間しか利用しないベビーシートはレンタル、長く使えるチャイルドシートは購入がオススメです。

ナイスベビーではそんな方に向けてのお得な『借りて買って』というプランがあります。
『借りて買って』は、ベビーシートを9ヵ月でレンタルすると、成長してから使えるチャイルドシートを特価価格で購入できるセットプランです。成長に合わせて短い期間しか使わない物は借りて、長く使える物はお得に買う賢い選択ができます。

さらに、ベビーシートを9ヵ月使ったけどまだ赤ちゃんが小さくてチャイルドシートに移行できない方には、なんと3ヵ月無料延長が付いているので安心です。お子様の成長に合わせてチャイルドシートに移行しましょう!

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はナイスベビーがおすすめするベビーシートについて紹介しました。
お子様を守るベビーシートは短期間しか使わないけど、その分慎重に選びたいですよね。同じように見えても実はそれぞれに違った魅了のあるベビーシートは、ご自身にあった物を選んでいただきたく思います。必ず必要な赤ちゃんを守るベビーシート選びのお手伝いができれば幸いです。

※記事内容は2021年12月現在の情報です。

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