お祝い・行事

お宮参り・記念撮影・食事会までの基本的な流れと段取りのポイント

お宮参り・記念撮影・食事会までの基本的な流れと段取りのポイント

赤ちゃんが生まれて数週間、そろそろお宮参りについて決めないと!と考え出すころですね。とはいっても、何から準備をしたらいいのか、特に初めての場合はわからないことだらけ。そんな時はまずはお宮参り全体の流れを確認してみましょう。 ここでは、神社での参拝方法、その後の記念撮影、食事会までをお宮参りの一日として、それぞれの内容と流れについて具体的なタイムスケジュール例と共に紹介します。一日の流れを確認して、ご自身に合うパターンを選びスケジュールを立てれば、必要なものや段取りも見えてきます。赤ちゃんが生まれて最初の伝統行事、無理なく楽しく、素敵な思い出をつくりましょう。 1. お宮参り当日の基本的な3つの流れはこれ! 一般的なお宮参りの一日に組み込まれる大きな要素としては、下記の3つがあげられます。 神社へご祈祷に行きましょう 記念写真を撮りましょう 食事会を開きましょう この3つを一日でこなす場合、お宮参りと撮影まで午前中に済ませて、昼食を兼ねた食事会にするパターンと、お宮参りを済ませた後、午後から撮影、食事会を夜に開く2パターンが考えられます。どちらのパターンを選ぶかは、この後の解説を読んでご家族の状況に合うスタイルを選んでくださいね。それでは、(1)お宮参り(2)記念撮影(3)食事会 それぞれについて、その内容と流れをみていきましょう。 1-1. 神社へご祈祷に行きましょう お宮参りは、その土地を守る氏神さまに赤ちゃんの誕生を報告、健やかな成長を願い参拝をする伝統行事です。神社で神主さまにお祓いをしていただき、初穂料を納めます。一般的に神社への午前中がよいとされています。お祓いをしていただく場合は、日取りと場所が決まったらまずは神社へ問い合わせをしましょう。ご祈祷の予約の要不要は神社によって異なります。結婚式などすでに他の予定が入っていて希望の時間帯にご祈祷ができないこともありますので、必ず事前に確認をとるようにしましょう。 1-1-1. 自宅での出発準備:前日までにできるだけ準備を整えましょう 赤ちゃんの衣装の準備やママパパの着替え、ご両親が来たりなど当日の朝は忙しないもの。生後間もない赤ちゃんの外出には、何かと荷物も多くなりますので、可能なものは全て前日までに準備しておきましょう。 お宮参りの衣装が和装の場合、お参りの際に掛け方がわからない!とあたふたしてしまう事がよくあります。着物のかけ方は必ずご自宅で事前に練習しておきましょう。また、どのタイミングで誰が赤ちゃんを抱っこするのか、なども決めておくのも当日の流れをスムーズにするポイントです。 赤ちゃんにベビードレスを着せる場合、神社まで距離があるようなら到着してから着替えさせるのもOK!ミルクの吐き戻しなどでせっかくの衣装が汚れてしまっては台無しです。お着替えのタイミングも事前に考えておくことも大切です。 当日の朝は身支度を整えるだけ。前日までにできるだけの準備をしてスムーズに一日をスタートさせましょう! 1-1-2. 神社に到着したら:受付から参拝終了までの一般的な流れ (1)神社到着 <一礼してから鳥居をくぐりましょう。参道は真ん中を避けて端を歩きます。手水舎で手と口を清めます。  ▼ (2)ご祈祷受付 受付時に初穂料を渡し支払いを済ませます。予約時間の10分前には受付をしましょう。赤ちゃんの着替えやおむつ替え、授乳などがある場合は30分前など余裕を持って行くことをおすすめします。  ▼ (3)待合室へ 受付が終わると、待合室に通されるのでそちらでご祈祷の順番を待ちます。赤ちゃんの着替えやおむつ替え、授乳などはこの間に済ませましょう。  ▼ (4)本殿にてご祈祷 順番がきたら本殿へ向かい、ご祈祷の儀式を受けます。ご祈祷の時間は20~30分程度が一般的。混雑している場合は待ち時間を含めそれなりの時間を要す場合がありますので、だいたいの目安を事前に確認しておくとよいと思います。  ▼ (5)授与物の受け取り ご祈祷の後は、神社からお札やお守り、お食い初め漆器などの入った授与物が渡されます。ここに記載したものは一例で内容は神社により異なります。受け取りのタイミングも受付の際に支払いと引き換えで受け取る場合もあります。...